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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科24巻7号

1970年07月発行

文献概要

ビタミン

妊娠をめぐるビタミンEの消長について

著者: 平尾潔1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.639 - P.644

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緒論
 ビタミンEは,1922年Evans1)により抗不妊ビタミンとして発見されて以来,多くの学者により内分泌系,とくに下垂体,性腺との密接な関連性が指摘されてきた2〜4)
 臨床的にも,とくに産婦人科領域では,1931年Vogt-Müller5)が初めて習慣性流産にビタミンEを使用し有効と報告して以来,流早産の防止,更年期障害の治療6)にも広く用いられていることは周知のことである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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