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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科24巻8号

1970年08月発行

雑誌目次

特集 異常分娩,産褥の診断

予定日超過

著者: 松田正二 ,   杉山好広

ページ範囲:P.681 - P.688

はじめに
 予定日超過は,産科臨床上,しばしば遭遇する問題であり,その定義,頻度,母児の予後などについては,従来数多くの報告がある。しかし現在なおその原因,病態生理が完全に解明されていない段階であり,明確な臨床方針を決定できるような診断法は確立されていない。
 近年,検査法の進歩にともない予定日超過をめぐつて数多くの新しい事実や学説が報告されており,その解釈,取り扱い上,やや混乱を招いているように思われるので,まずそれらの問題点を概観して現在までの知識を再整理した後,予定日超過の診断にあたつて考慮すべき点を述べてみたい。

前早期破水の診断

著者: 兼子和彦

ページ範囲:P.691 - P.695

 破水は通常分娩第Ⅰ期の終り,すなわち子宮口全開大周辺においてみとめられるが,この時期以前の破水については陣痛発来前のものを前期破水,分娩第I期で子宮口開大が5cm径以下におけるものを早期破水と名付けている。
 破水時の羊水性状はその時期を問わず,胎児の子宮内環境の一指標として重要であるが,なかでも早期における破水は分娩機転の円滑な進行をさまたげ,分娩遷延,子宮内感染,胎児切迫仮死,胎児感染などの障害を招く可能性をもち,卵膜異常,胎児位置異常,児頭骨盤不適合などの早期の破水原因とともに,分娩周辺環境因子として児の予後に深く関係する。従つて分娩管理の上で異常分娩徴候の一つとして早期の破水症状の把握は重要であり,とくに前期破水についてはその確診が要求される。

胎位,胎勢の異常

著者: 竹岡秀策

ページ範囲:P.697 - P.702

Ⅰ.横位,斜位の胎位,胎勢について
 横位,斜位の胎位については,胎位矯正の問題があり,胎勢については,遂娩方針特に,経腟娩出の手技の種類の選定に問題がある。上肢脱出を伴う横位を一途に遷延横位と考え子宮破裂に直結して,生育の見込の無い未熟児や,成熟児であっても浸軟死胎の帝切を行なうことは誤りである。経腟遂娩の操作においても,横位,すなわち,断頭術,内臓除去術と決めるのは,かえつて横位を人工難産とする危険がある。胎勢を考えて,頸推離断術,胸推離断術のいずれかを選ぶべきである。

CPDの診断

著者: 荒木日出之助 ,   藤川雄平 ,   黒沢恒平

ページ範囲:P.705 - P.710

はじめに
 往年の狭骨盤の分類(Bumm)では産科真結合線が9〜7cmのものを第2度狭骨盤とし,骨産道以外の産科的条件が良好であつても自然分娩は不可能で,経腟分娩には何等かの産科手術を必要とするとある。おそらく今日では経腟分娩に対するこのような考え方で分娩にのぞむ産科医はなく,産科真結合線が9cm以下のような骨盤であつて,しかも胎児が成熟していると思われるような場合は,問題なく帝切が行なわれるであろう。それほど現代の産科学は治療医学的にも発達し,予防医学的にも考えを改めている。従つて児頭骨盤不均衡の慨念も児頭が単に骨産道を通過できないというばかりのものではなく,経腟分娩を強行することによつて,母児に重大な障害をもたらす恐れのあるようなものをも含むのは当然である。
 CPDの診断は厳密に言えば各例とも経腟分娩の可能性判定のために一応test of laborを行なつてのち下されるべきである。しかし高度狭骨盤であるとか,甚だしい巨大児で当然CPDが予想できるようなものは,test of laborを試みることなく帝切が行なわれてもよい。それゆえ,CPDの診断で最も臨床的に問題になるものは経腟分娩可否の判定に苦慮するような症例,すなわちCPD発生の恐れのあるborderline caseである。これらは全てtest of laborを行ない,分娩が停止し,母児両体あるいはそのいずれかに危険が切迫するか,またはその恐れがあると断定されたものにCPDの診断が下されるべきである。

子宮破裂の診断

著者: 佐藤美好 ,   久野裕

ページ範囲:P.713 - P.719

はじめに
 妊娠,分娩に合併する子宮破裂は,元来その発生が比較的稀な疾患であつたが妊娠末期から分娩中に突発して起こる重篤な産科緊急疾患の1つで,児の予後はいうまでもなく,母体死亡減少の点では長足の進歩を遂げた現在でも母体死亡の重要な原因として存続していることは見逃がせない事実であつて,救急的処置を必要とするから早期診断が特に大切である。近頃は人工妊娠中絶その他で頻回の子宮内膜掻爬や帝王切開の増加とともに子宮壁損傷あるいは瘢痕縫合不全によると思われる子宮破裂の報告が一方において増加して来ておる。子宮破裂の原因も成書に記載された原因のうち,子宮の形態異常(先天性発育不全,双角子宮),過度伸展(羊水過多,巨大児),分娩障害として母体側異常による(狭骨盤,軟産道の伸展不良,腫瘍),胎児側異常による分娩障害(巨大児,脳水腫,重複奇形)および子宮収縮剤の濫用などよりも,過去の子宮壁損傷特に帝切後の瘢痕,過度の子宮内膜掻爬などが誘因と推定されるものの占める割合が増加の傾向にあることを考慮しておかねばならない。
 殊に瘢痕子宮破裂は未だ陣痛が強くなく大した分娩障害があるとは思われない時期にも起こりうる。このことが妊婦検診の場合には,現症の把握と同時に既往歴が重要で,できるだけ綿密に調べておくことなど,この種の危険な合併症の予防の必要性をも強調したい。

分娩第3期の異常出血の診断

著者: 狐塚重治

ページ範囲:P.721 - P.728

いとぐち
 分娩には必ず出血が伴うものであるが,これが時には著しい量に達し,産婦および胎児の生命をおびやかす。特に分娩第3期およびその前後における異常出血の頻度は高く,しかも突然と襲い恐ろしいまでに急激な経過を取ることを思えば,この時期の出血の診断および管理は極めて重要である。
 分娩第3期の出血といつても第3期に限られた,特有な出血は少なく,多くはその前後に跨つている場合が多いので,ここでは第3期を中心としてその前後,特に産褥初期におよぶ異常出血について,その原因や診断について考えてみたい。なお分娩第3期の出血の症状や診断については既に成書および幾多の報告に記されているので,ここでは重ねて記載する煩を避け私独自の考えから観察した点について主として述べてみたい。

産褥時の異常出血

著者: 森一郎 ,   恒吉康男

ページ範囲:P.731 - P.735

はじめに
 産褥時の異常出血の診断を述べるについては,産褥時の異常出血とはどのような出血をいうかがまず問題であろう。もちろん字句のとおりなら,産褥期は分娩終了後より6〜8週間の期間とされているから,この期間におこる全ての異常出血が含まれなくてはならない。ところが胎盤娩出後2時間までの出血は,そのほとんどが分娩に直接基因するものと考えられているので,一般には,この間の異常出血は除外され,胎盤娩出後2時間から24時間までの異常出血を早期産褥出血,それ以降のものを晩期出血として観察されている1)
 一方異常出血については,分娩後には生理的出血,すなわち悪露は必発の現象であるから,これと判然と区別したうえで異常出血は確認されなければならないのに,早期産褥出血は,悪露に著明な凝血塊が混じていたり2),あるいは出血量が600gを越す場合3)とか,また晩期産褥出血については,突然大出血をみたり,あるいは一旦止まつていた血性悪露が再び現われ,なかなか止血しにくい場合4)とか,いずれも莫然と解釈されている。晩期産褥出血の場合は,悪露量が少ないから上述の解釈でよいとしても,早期産褥出血の場合は,分娩後2時間や,その後24時間の正常悪露量についてはほとんど知られていない。したがつてどれ位の出血量を異常とみなしてよいかはなはだ問題である。

カラーグラフ

絨毛性腫瘍の諸相(1)

著者: 前田一雄

ページ範囲:P.674 - P.675

 絨毛性腫瘍(chorionic or trophoblastic tumor)は胞状奇胎と絨毛上皮腫の2種類に分かたれる1)。いずれも絨毛上皮細胞の異常な増殖をみるが,胞状奇胎には明らかな絨毛構造がみられるのに対して,絨毛上皮腫にはまつたく絨毛構造がなく,絨毛上皮細胞自体にも異型性が強い。
 臨床的には胞状奇胎は大部分良性の経過をとり,絨毛上皮腫は早期に血行性転移をきたし悪性の経過をとる。胞状奇胎と絨毛上皮腫のあいだには臨床的な関連があり,胞状奇胎後には一部に絨毛上皮腫の発生がみられ,また,絨毛上皮腫患者の半数以上に以前に奇胎を娩出した経験がある。

グラフ

子宮体腔壁癒着—発生から治癒まで追跡し得た1例

著者: 山口龍二 ,   永井宏

ページ範囲:P.677 - P.680

 患者 佐○博○,30才,2妊0産。
 1967年10月2日,妊娠4月で自然流産し掻爬を受けたが,それ以後出血持続し,BBTは高温相,免疫学的妊娠反応陽性のため奇胎を疑われて某医より送院された(11月6日)。
 入院時診断 破壊性奇胎または子宮穿孔。入院後も出血が持続し,内膜組織鏡検によつて陳旧性胎盤遺残の診断を得た。11月17日遺残物除去のため掻爬を行なつたところ壊死化した筋組織様のものが得られた(組織診断は同じく胎盤遺残)。掻爬後出血は止まり,25病日に退院。退院時のHSGで子宮体腔壁癒着の発生しているのを認め,以後外来においてヘガール拡張器による子宮体腔の剥離を2回行なつた。

臨床メモ

未熟児を退院させる時期は?

著者: 竹内久弥

ページ範囲:P.695 - P.695

 未熟児を含む低体重児の退院時期決定は実地上,意外に難かしいもののように思われる。その判断は,第一に児が生理的に成熟したか否かで決められるべきであろう。体温,呼吸,哺乳力などが安定してくれば一応外界での適応力ができたと見て良いと考えられるが,しかし,実際は体重が目安にされることが多いのではないだろうか。
 それでは,体重がどの位になつたら退院させて良いものか,ハーバード大学小児科のBergら(JAMA,210:1892, 1969)の検討を紹介しよう。彼らは,2,268g以下で生れ,奇型も疾患もなく,平均11日の入院期間後に,平均体重2,041gで退院した68名の児と,同じく2, 268g以下で生れ,奇型も疾患もなく,平均22日の入院期間後に,平均体重2,417gで退院した572名の児を生後3ヵ月まで観察した。その結果,全例が異常なく経過し,早期退院児も入院児と同様の成長を見せたし,これらのうち54名はその後も観察が続けられたが,全く異常を示さなかつたという。

シンポジウム 経口避妊薬の効果と副作用

Combination法

著者: 橋口精範

ページ範囲:P.743 - P.746

はじめに
 性ホルモンを用いての経口避妊薬は,現在,世界の約1,800万人の婦人に服用されているといわれており,中でもアメリカにおいては約850万人という多数に用いられているという。
 これはFDA(Food and Drug Administration)が1966年8月に報告した,アメリカでの経口避妊薬の服用推定数および将来使用者予定数からみると,1970年,600万人,1975年,800万人,1980年,1,000万人,1985年では1,200万人となつており,すでに5年先の数字まで今日きているといえる。

Sequential法

著者: 菊池三郎

ページ範囲:P.746 - P.748

 経口避妊薬の投与法としては現在種々のものがあるが私はその中のSequential methodについて主としてその副作用を中心として日本医大第一病院産婦人科の使用経験について述べ,さらにC-quens研究会において日大沢崎教授および高木助教授らとともに集計した日本全国の17施設における成績を報告する。
 Sequential methodとは投与周期の前半にはestrogenを,後半にはestrogenとgestagenを投与するもので,estrogen単味を何日間投与するかによつてeleven-tenとか,fourteen-sevenとかいわれているが,私達のところでは月経周期の5日目から1日mestranol 80γを15日間投与し,続いてmestranol 80γとchlormadinone ace-tate 2.0mgを5日間投与する方法を行なつた。

mini-Pills法

著者: 林方也

ページ範囲:P.748 - P.751

 Progestational activityを示す種々の合成steroidを使用した避妊法の投与形式として,Pincus方式のcom-bination method,およびGoldzieher以来のsequentialmethodの二大方式があるが,最近その他にも,先に私共も発表したdeladroxate DDXなどによるonce amonth injectionまたはpill,さらに排卵抑制以外の効果をも期待しての,少量のgestagensを持続的に投与する方法等がある。
 1965年,Population CouncilのRudelは,chlorma-dinone 0.5mgを月経周期に関係なく持続的に投与し,妊娠例を認めず,尿中preg.値測定,BBT曲線,組織診等から排卵の存在を推定し,その効果を内膜の変化に求めたが,これは経口避妊におけるlow dosage gestagen法またはmini Pills法と呼ばれている。

Post-coital Pill法

著者: 高畠弘

ページ範囲:P.751 - P.754

 内服により黄体ホルモン作用を発揮するgestagenが,避妊薬として臨床的に用いられるようになつてから10年以上の歳月が経過しており,この間に多くの種類のges-tagenが開発され臨床応用が行なわれている。これらのgestagenの作用機序は排卵抑制効果にもとづくものと考えられている。
 これらの経口避妊薬の内で,combined method,sequential methodの両者にはそれぞれ特徴があり,臨床応用上種々の興味ある問題を含んでいるが,避妊効果の点ではほぼ100%の成績を示している。しかしながらこれら二つの方法では,20日間連続してPillを内服しなければならず,また,mini Pill法では,これまた連日Pil1を服用しなければならない。これらでは服用期間中にPillの服用をおこたると,初期の目的を達することができなくなつてくる。

副作用,殊に血栓症との関係

著者: 伊藤昭夫

ページ範囲:P.754 - P.756

 エストロゲンとゲスターゲンの合併投与(混合剤投与法あるいは順次投与法)による経口避妊は排卵という生理現象を抑え,全身に人工的変調を起こさせるのであるから,身体に有害な影響を与える可能性がある。最近この影響のうち特に注目を浴びているものの1つに血栓栓塞症の発生がある。
 すでに1964年に私は経口避妊と血栓栓塞症との関連について報告したので詳細はそれを参照していただくことにし,本日は時間の関係上私共が経験した血栓症の2症例と,経口避妊薬服用者で血液凝固能を検討した結果とについて述べる。

薬の臨床

Methyl B12(E302)による妊婦貧血の治療

著者: 宮崎好信

ページ範囲:P.757 - P.762

はじめに
 妊娠に貧血が合併する頻度は森山1)によれば28.6ないし34.6%の高率であり,Benjamin2)は71.9%の高率に妊婦に貧血を認めている。
 また貧血妊婦では弛緩性出血の頻度が高く,産褥期の復古機転が遅延し,更に感染に対する抵抗力が減弱して産褥熱を発生する可能性も考えられるとされている。またChaudhuria4)は貧血妊婦の25%に妊娠中毒症が発生しており,これは非貧血妊婦からの中毒症発症率11%の約2.5倍であると報告している。従つて妊娠中から妊婦貧血の管理を充分に行ない分娩までにはすべての妊婦について貧血を完全に治しておくことが安全な分娩を期待するために絶対に必要なことであると考えられる。

後期妊娠中毒症に対するHF−30の使用経験

著者: 山内啓年

ページ範囲:P.763 - P.765

はじめに
 妊娠腎,妊娠浮腫と呼ばれる後期妊娠中毒症はしばしば遭遇する疾患である。これらの治療については従来主として食餌療法に重きをおき,加うるに種々の利尿,降血圧剤が使用されてきた。食餌療法の重要性は今日なお変るところではないが,利尿降圧剤は近年めざましく改良開発され,かつ副作用はほとんどみとめられないばかりか,利尿降血圧効果の大である合理的なものへと進歩してきている。
 このたび著者はサイアザイド系降圧利尿剤であるHF−30錠の提供をうけ,後期妊娠中毒症に使用する機会を得たので,ここにその成績を報告する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

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今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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