icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科24巻8号

1970年08月発行

文献概要

シンポジウム 経口避妊薬の効果と副作用

Sequential法

著者: 菊池三郎1

所属機関: 1日本医科大学第一病院産婦人科

ページ範囲:P.746 - P.748

文献購入ページに移動
 経口避妊薬の投与法としては現在種々のものがあるが私はその中のSequential methodについて主としてその副作用を中心として日本医大第一病院産婦人科の使用経験について述べ,さらにC-quens研究会において日大沢崎教授および高木助教授らとともに集計した日本全国の17施設における成績を報告する。
 Sequential methodとは投与周期の前半にはestrogenを,後半にはestrogenとgestagenを投与するもので,estrogen単味を何日間投与するかによつてeleven-tenとか,fourteen-sevenとかいわれているが,私達のところでは月経周期の5日目から1日mestranol 80γを15日間投与し,続いてmestranol 80γとchlormadinone ace-tate 2.0mgを5日間投与する方法を行なつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?