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文献概要
シンポジウム 経口避妊薬の効果と副作用
Post-coital Pill法
著者: 高畠弘1
所属機関: 1東京歯科大学産婦人科
ページ範囲:P.751 - P.754
文献購入ページに移動 内服により黄体ホルモン作用を発揮するgestagenが,避妊薬として臨床的に用いられるようになつてから10年以上の歳月が経過しており,この間に多くの種類のges-tagenが開発され臨床応用が行なわれている。これらのgestagenの作用機序は排卵抑制効果にもとづくものと考えられている。
これらの経口避妊薬の内で,combined method,sequential methodの両者にはそれぞれ特徴があり,臨床応用上種々の興味ある問題を含んでいるが,避妊効果の点ではほぼ100%の成績を示している。しかしながらこれら二つの方法では,20日間連続してPillを内服しなければならず,また,mini Pill法では,これまた連日Pil1を服用しなければならない。これらでは服用期間中にPillの服用をおこたると,初期の目的を達することができなくなつてくる。
これらの経口避妊薬の内で,combined method,sequential methodの両者にはそれぞれ特徴があり,臨床応用上種々の興味ある問題を含んでいるが,避妊効果の点ではほぼ100%の成績を示している。しかしながらこれら二つの方法では,20日間連続してPillを内服しなければならず,また,mini Pill法では,これまた連日Pil1を服用しなければならない。これらでは服用期間中にPillの服用をおこたると,初期の目的を達することができなくなつてくる。
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