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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科24巻9号

1970年09月発行

特集 症候からみた新生児異常の診断

眼の症状

著者: 植村恭夫1

所属機関: 1国立小児病院眼科

ページ範囲:P.809 - P.816

文献概要

はじめに
 小児眼科は,新生児,乳児眼科とも呼ばれるように,新生児,乳児の眼疾は最も特徴あるものであり,早期発見,早期治療を必要とするものも少なくない。眼疾は,進行性で,臨床症状は刻々と変化し,最初の状態が後の状態とは全く様相の変る場合も少なくない。年長児や成人においては全くみられない眼疾もある。新生児眼疾は,先天性のものと,周生期のものが主たるものである。その症状として現われる場合は,前眼部の異常は,外部より発見できることが多いが,後眼部ことに眼底病変の場合は,眼底検査を施行しない限り発見できないことが多い。これらを順を追つて述べることとする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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