文献詳細
臨床メモ
文献概要
診断のために卵巣がX線を浴びる頻度は最近ますます高くなつている。
子宮卵管造影だけではなく,排泄性ないし逆行性尿路造影,骨盤・腰椎撮影,バリウム注腸,胃十二指腸透視,腹部単純撮影に加え,妊娠時の胎児・骨盤撮影も卵巣被曝の原因となる。卵母細胞が,X線に敏感であることは動物実験で明らかであり,被曝後妊娠の児がどのようになつているかが問題である。
子宮卵管造影だけではなく,排泄性ないし逆行性尿路造影,骨盤・腰椎撮影,バリウム注腸,胃十二指腸透視,腹部単純撮影に加え,妊娠時の胎児・骨盤撮影も卵巣被曝の原因となる。卵母細胞が,X線に敏感であることは動物実験で明らかであり,被曝後妊娠の児がどのようになつているかが問題である。
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