icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科25巻11号

1971年11月発行

臨床メモ

X線診断後妊娠のダウン症候群発生率—2代目への影響は

著者: 竹内久弥1

所属機関: 1順天堂大学産婦人科

ページ範囲:P.1123 - P.1123

文献概要

 診断のために卵巣がX線を浴びる頻度は最近ますます高くなつている。
 子宮卵管造影だけではなく,排泄性ないし逆行性尿路造影,骨盤・腰椎撮影,バリウム注腸,胃十二指腸透視,腹部単純撮影に加え,妊娠時の胎児・骨盤撮影も卵巣被曝の原因となる。卵母細胞が,X線に敏感であることは動物実験で明らかであり,被曝後妊娠の児がどのようになつているかが問題である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら