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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科25巻2号

1971年02月発行

雑誌目次

特集 術後合併症の治療

術後疼痛—合理的術後疼痛軽減法

著者: 森新太郎

ページ範囲:P.109 - P.112

緒言
 開腹術後の苦痛を大別してみると(a)手術創の疼痛,(b)操作された内臓諸器官より発する疼痛,(c)術後の精神的苦悩感などがある。このうちもつとも患者を苦しめるものは(a)であることはもちろんであるが,これはきわめて激烈でありこれを鎮圧するには従来モルフィン系麻薬剤が常套手段として使用されていたが,最近非麻薬性の強力鎮痛剤が発現するにおよび術後の苦痛除去法の研究が進められてきた。しかしこれらの薬剤はいずれも対大脳中枢性のものであり術後の激痛鎮圧にはやはり頻回あるいは大量を使用しなければならぬのでこの面の障害が生ずることは当然である。つぎに手術後に疼痛が発現するのは当然であり疼痛を訴えればそれを鎮圧する鎮痛剤を使用すればよいではないかという安易な考え方に向かうより,手術後の苦痛(創痛を含めて)の原因は何かを研究しそれに基づいた疼痛軽減法の研究に進むべきであり,これこそ真の意味での合理的術後疼痛軽減法であるといえよう。
 まず従来は術後疼痛の原因としては手術時局所操作の影響に基づくものと大ざつぱに考えられていたようであるが,私はその原因究明により「術後疼痛は疼痛の末梢受容に関連しているものが大部分を占めている」という結論より術後疼痛軽減法の再検討を行ない,まず術前に消炎酵素剤キモタブ錠を投与しておくことにより術後疼痛軽減に有利な効果を得たことを報告した。続いて他の消炎酵素剤つぎに非ステロイド性抗炎症剤(錠剤あるいは坐剤)および抗キニン剤を術前あるいは術後に使用しそのおのおのに有利な効果を得たことを回を重ねて報告した。その結果「術後疼痛軽減のためには末梢受容の遮断すなわち発痛成分拮抗剤(主として抗炎症剤)の投与により効果がある」ことを確認した。つぎに術後疼痛と称するものは単に疼痛のみでなく術後感という複雑なる精神要素を包含したものであるから,これを単味単独の一方法で押し通すということ自体が無理であり決して有利な方法ではないということに思い至つた。したがって前記諸要素を確実に除去するに適合した有利な薬剤あるいは方法が発見されるまでの現段階では術後疼痛軽減のためには末梢受容遮断法(発痛成分拮抗剤使用)と中枢受容遮断法(鎮痛鎮静剤使用)の組み合わせによる方法がもつとも合理的でありしかも成績の優秀なものであると確信するに至つた。

術後不定愁訴—卵巣摘出後のホルモン異常

著者: 足高善雄

ページ範囲:P.115 - P.119

まえがき
 近年内分泌学の進歩,ことにsteroidhormoneの中でも,sexsteroidの簡易微定測定法が開発され,婦人科手術の場合両側卵巣摘出術すなわち手術去勢を実施したとき,卵巣から分泌されるホルモンの代償的補給によつて,その欠落症状の発現を比較的合理的とみられる予防と治療の実施によつて,卵巣欠落のため更年期障害に類する術後愁訴がきわめて適確に予防,治療されることが可能となつてきた。
 若年,成熟期婦人の日常生活において,婦人の健康のシンボルともみられる月経周期を支配する卵巣が手術ことに子宮癌根治手術や卵巣腫瘍のために摘出術によつて比較的短時日で女性ホルモンのunbalanceがおこることはすでに知られた事実である。

術後不定愁訴の治療—心身症の場合

著者: 長谷川直義

ページ範囲:P.121 - P.125

はじめに
 筆者にあたえられたテーマは婦人科手術後に発生する不定愁訴症状のうちで,とくに心理的要因が重要な意味をもつもの,すなわち心身症としての不定愁訴に対する治療法である。たしかに肉体面からのみ扱つていこうとする従来の肉体偏重医学では,このような心理的,社会的,人間的な要因がつよく関係して発生している症例には,はなはだ手こずつているのが現状である。外科方面でも田北1),林田2),石井3,4),その他5)により,しばしば開腹術後に複雑多彩な愁訴を示す症例のうちには心理的要因にもとづくものがみとめられ,しかもこれらは治療困難な故に半ば放任されている傾向にあると指摘され,報告者はいずれも心身医学的治療の必要性を痛感すると述べている。婦人科方面では鳥取10)や野口ら9)によつて婦人科手術後に発生する自律神経症についての調査報告がなされているが,心身症としての術後不定愁訴については今日,あまり関心が払われてない。しかるに,欧米ではWengraf,F.(1946)6),Kroger,W.S.(1957)7),Solomon,E.M.(1962)8)などが子宮摘除後の心身医学的観察を行ない,女性機能と密接に結びついている性器に手術が施されることは,これによつて身体的変化が招来されるだけでなく,心理的にも大きな打撃をうけることが少なくない。そして症例のうちには手術をキッカケとして心理的防衛機制(defense mechanism)を発動し,しばしば術後に種々の身体異常を呈するものが存在する点を強調している。筆者は婦人心身症の診療を通して,婦人科手術後に発生した不定愁訴症候群13)(不定愁訴を主体とする症候群をいい,従来の自律神経症あるいは自律神経症候群に一致する)を数多く扱う機会を得たので,以下,心身症としての術後不定愁訴に焦点をおいて述べることにしたい。

血腫,術創哆開

著者: 関智己

ページ範囲:P.127 - P.131

まえがき
 近年,手術技法および術後管理の改善,抗生物質,輸液輸血の利用により重篤な術後合併症は減少の一途にあるといえるが,頻度こそ少なくなつているが,かつて遭遇した合併症が現在なお発生しているのは見逃せない。恐らく尿路感染症,創傷を含めて手術野の感染症,血栓症は上位にランクする合併症であろう。創傷感染とか術創哆開,血腫などはあまり公にすべきものでないのか,あるいは術者の恥ずべきものとするためか,あまり文献上にもみあたらない。ましてその治療法となると成書に通り一片に記載はされているが,なかなかこれといつた一定の治療法は書かれてなく,各人独自の治療がなされているのが現況かと思われる。しかしこのような意外な合併症が偶発することを,術後処置を行なう者は一般的処置は無論のこと,不測の合併症の対策をある程度心得ておく必要があり,以下,術後血腫,術創哆開について当教室での治療を中心にして,その原因にもわたり検討を試みた。

感染症

著者: 高瀬善次郎

ページ範囲:P.133 - P.139

はじめに
 産婦人科領域の術後感染症は,産科領域においては,分娩後の産褥熱,子宮内容除去術後の子宮内感染,卵管炎,附属器(卵管,卵巣)溜膿腫,さらには骨盤腹膜炎,骨盤結合織炎などがあり,婦人科領域としては,一般婦人科手術後の腹腔内,特に骨盤内感染および創傷感染,さらに,子宮癌手術後の感染症があげられる。
 以上の術後感染症のうちで,特に重要で,かつ重症な疾患は,子宮癌手術後の感染症であり,その他の感染症は,これの治療に準じて行なえば容易に治癒し得る。

血栓,栓塞症

著者: 阪口周吉

ページ範囲:P.141 - P.149

緒言
 産婦人科手術後にみられる血栓,栓塞症といえば,いうまでもなく下肢の静脈血栓症およびそれに伴う肺栓塞症を指す。この両者は,わが国では必ずしも多い合併症ではなく,ことに後者ははなはだしくまれであるが,欧米では頻度の高い重要な合併症となつている。しかしわが国の血管系疾患分布が次第に欧米のそれに近く変動しつつあることから察して,将来わが国においても両疾患が術後合併症として重視される時代がくるであろうとは十分想像されるし,現にすでに増加の傾向がみられることも指摘されている。
 一方,最近の血管外科の進歩は従来保存療法に終始していた本疾患に対し,積極的に血栓または栓塞の剔除を可能ならしめ,治療において著しい効果をあげつつある。本症と比較的関連の深い産婦人科医がこのような現状を認識されることははなはだ意義あるものと考える。

カラーグラフ

卵巣腫瘍の組織診断—Ⅱ.胚細胞(germ cell)由来の卵巣腫瘍

著者: 竹内正七 ,   泉陸一

ページ範囲:P.106 - P.107

 このカテゴリーに入る腫瘍には次のごとく5つある。すなわち,良性群に属する皮様嚢腫(dermoid cyst),中間群に属する未分化胚細胞(dysgerminoma),充実性奇型腫(solid teratoma),悪性群に属するEmbryonal carcinoma A群,B群,C群,非妊娠性絨毛上皮腫(nongestational chorionepithelioma)。
 これらの腫瘍の組織発生には不明の点が多いが,現在の知見から,これらの腫瘍の相互関係を整理すると,一応付表のごとくになる。

臨床メモ

アメリカ女性の性成熟年齢

著者: 橋口精範

ページ範囲:P.125 - P.125

 わが国でも,最近は初潮年齢が早まつてきている傾向にあるが,アメリカではどうであろうか。
 ここにアメリカにおける成績があるのでみることにしたい。

トピックス

性交後避妊法

著者: 竹内久弥

ページ範囲:P.131 - P.131

 性交後に投与しても有効な避妊薬があれば種々の意味で都合が良い。この目的のためには,授精の阻止,受精卵の卵管内輸送の阻害,子宮での着床の阻害などを考え,一般には投与する時期が規格化され,継続的ではなく,一定期間だけで済む方が便利といえよう。胚芽を殺すのも一法ではあるが,万一失敗した時には奇形発生を起こす可能性が強いので危険である。
 オーストラリア,シドニー大学のEmmens (Brit. Med. Bull., 26,45,1970)は現状における性交後避妊法を解説しており,それによれば次のようである。

境界領域

腹痛—産婦人科と外科の共通問題

著者: 木村忠司

ページ範囲:P.151 - P.156

 骨盤腔は産婦人科,泌尿器科および外科の各科が対象とする領域であり人為的に各内臓はそれぞれの専門分野に分けられているが,病気の方は遠慮なく各科の境界線を越えて拡がるから診断学上のみならず治療上からも各科にまたがる知識をもつことが必要である。
 ここには産婦人科の対象臓器をいれる骨盤腔から発せられる"いたみ"の問題をとりあげ,外科医としての観点から思いつくことを述べることにしたい。

研究

卵巣腫瘍の組織分類(2)

著者: 竹内正七

ページ範囲:P.157 - P.163

Ⅱ.胚細胞(germ cell)由来の卵巣腫瘍
 卵巣腫瘍における胚細胞由来のものには良性群に属する皮様嚢腫(cystic teratoma,dermoid cyst),中間群に属する未分化胚細胞腫(dysgerminoma)および充実性奇型腫(solid teratoma),悪性群に属するembryonal carcinoma(A群,B群,C群),および非妊娠性絨毛上皮腫(nongestational chorionepithe-lioma)などの5つがある。本群の腫瘍は良性のものから,極めて悪性のものまで,種々であるが,これらの相互関係は今日なお明らかではない。しかし,試みに組織発生に関する今日までの知見からその相互関係を整理すると,カラーグラフの付表(本誌本号冒頭カラーグラフ参照)のごとくに,暫定的に考えておくことができる。
 Thesisら(1960)の性染色体分析の面から見ると,未分化胚細胞腫はすべて女性型(XX)であり,これに対応する睾丸腫瘍であるseminomaはすべて男性型の性染色体(XY)であることから,減数分裂(meiosis)を開始する前の等数分裂(mitosis)の時期のdiploid germ cellsから発生したものと考えられる。また,卵巣の皮様嚢腫はすべてXX型の染色体であるのに反し,睾丸の皮様嚢腫ではXY型とXX型との比率が2:1であり,YY型の性染色体のものは生存不能とすれば,減数分裂したあとのhaploid germ cellsの融合(fusion)によつて発生したものと考えられる。この融合はautofertilization(Thesisら),あるいは処女生殖的機序(Hertigら)によつて起こるものと考えられる。

症例

羊水栓塞によると思われた線維素原減少症

著者: 北尾学 ,   上野起 ,   長谷川清 ,   井庭信幸

ページ範囲:P.165 - P.168

 産婦人科領域においては,多種類の原因による出血性ショックをたびたび経験する。特に産科では,流早産,子宮外妊娠,胞状奇胎,子宮頸管裂傷,子宮弛緩症や子宮胎盤溢血あるいは,羊水栓塞にみられる血液凝固障害(線維素原減少症)などの多数の出血性疾患に遭遇する。これらの大出血では線維素溶解現象が促進されて出血傾向がさらに増強することが多い。
 産婦人科における出血性ショックに対する処置は敏速かつ適切でなければならない。酸素吸入,輸液,輸血,強心剤,止血剤などの投与が必要である。一般には相当量の輸血および多種の止血剤投与によつてショック状態の回復がみられる場合が多いが,期待に反して効果がみられぬ場合には,血中線維原の減少と,図1の第4相にあたる線維素溶解現象(以下線溶現象と略),すなわちプラスミン活性の亢進を十分考慮に入れて治療を行なうべきである。

連載講座

産婦人科領域におけるホルモン療法(2)—無月経

著者: 橋口精範

ページ範囲:P.169 - P.170

まえがき
 日常診療上,無月経の症例に遭遇することは少なくない。
 この中には,以前順調であつたものが,少しおくれたというものから,分娩後,半年以上の無月経であるという例,さらには初潮以来不順であつて,ホルモンを投与しないと出血がないというもの,また20才以上になつても全然月経がないというものなどさまざまである。

薬の臨床

Horizon注射液の産科における使用経験

著者: 広井正彦 ,   渡部侃 ,   大野剛

ページ範囲:P.177 - P.180

はじめに
 Chlordiazepoxideと近似し,しかも数倍の効力を有するdiazepamは,すでに精神科領域において,画期的な治療薬として用いられている1,2,3,7)。その主な作用は,不安緊張寛解作用,自律神経安定作用,抗不眠作用にあるが,その他に抗痙攣作用,筋弛緩作用を有し,子宮筋に対してもこれらの作用を有している5,8)
 分娩経過中における産婦の分娩に対する不安は想像以上のものであり,産痛が加わると不安恐怖感は一層強くなる。産痛をとり除き不安感を少なくすることは,和痛〜無痛分娩の主目的といえる。

クラウンダイヤG使用経験

著者: 武田佳彦 ,   工藤尚文 ,   市村英毅 ,   中村淳一 ,   林正幸

ページ範囲:P.183 - P.190

はじめに
 新生児栄養には母乳が最適であることは言うまでもないが,種々の理由で母乳栄養が不可能な場合には人工栄養に頼らなければならないし,また母乳不足の場合には混合栄養として乳製品を追加することが普通である。このために乳製品は不断の研究と改良が要望され,特に育児用粉乳の母乳化が望まれて来た。
 この母乳化に際しては電解質組成の差による滲透圧調制が困難であつたが,最近蛋白組成の改善と共に低電解質乳として開発され腎負担の軽減を目的とする新生児用ミルク(森永乳業クラウソダイヤGミルク)が市販されたので,新生児の電解質代謝を中心に検討を加えた。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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