文献詳細
特集 術後合併症の治療
文献概要
はじめに
産婦人科領域の術後感染症は,産科領域においては,分娩後の産褥熱,子宮内容除去術後の子宮内感染,卵管炎,附属器(卵管,卵巣)溜膿腫,さらには骨盤腹膜炎,骨盤結合織炎などがあり,婦人科領域としては,一般婦人科手術後の腹腔内,特に骨盤内感染および創傷感染,さらに,子宮癌手術後の感染症があげられる。
以上の術後感染症のうちで,特に重要で,かつ重症な疾患は,子宮癌手術後の感染症であり,その他の感染症は,これの治療に準じて行なえば容易に治癒し得る。
産婦人科領域の術後感染症は,産科領域においては,分娩後の産褥熱,子宮内容除去術後の子宮内感染,卵管炎,附属器(卵管,卵巣)溜膿腫,さらには骨盤腹膜炎,骨盤結合織炎などがあり,婦人科領域としては,一般婦人科手術後の腹腔内,特に骨盤内感染および創傷感染,さらに,子宮癌手術後の感染症があげられる。
以上の術後感染症のうちで,特に重要で,かつ重症な疾患は,子宮癌手術後の感染症であり,その他の感染症は,これの治療に準じて行なえば容易に治癒し得る。
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