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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科25巻2号

1971年02月発行

特集 術後合併症の治療

感染症

著者: 高瀬善次郎1

所属機関: 1日本医科大学田浦共済病院産婦人科

ページ範囲:P.133 - P.139

文献概要

はじめに
 産婦人科領域の術後感染症は,産科領域においては,分娩後の産褥熱,子宮内容除去術後の子宮内感染,卵管炎,附属器(卵管,卵巣)溜膿腫,さらには骨盤腹膜炎,骨盤結合織炎などがあり,婦人科領域としては,一般婦人科手術後の腹腔内,特に骨盤内感染および創傷感染,さらに,子宮癌手術後の感染症があげられる。
 以上の術後感染症のうちで,特に重要で,かつ重症な疾患は,子宮癌手術後の感染症であり,その他の感染症は,これの治療に準じて行なえば容易に治癒し得る。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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