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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科25巻2号

1971年02月発行

薬の臨床

クラウンダイヤG使用経験

著者: 武田佳彦1 工藤尚文1 市村英毅1 中村淳一1 林正幸1

所属機関: 1岡山大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.183 - P.190

文献概要

はじめに
 新生児栄養には母乳が最適であることは言うまでもないが,種々の理由で母乳栄養が不可能な場合には人工栄養に頼らなければならないし,また母乳不足の場合には混合栄養として乳製品を追加することが普通である。このために乳製品は不断の研究と改良が要望され,特に育児用粉乳の母乳化が望まれて来た。
 この母乳化に際しては電解質組成の差による滲透圧調制が困難であつたが,最近蛋白組成の改善と共に低電解質乳として開発され腎負担の軽減を目的とする新生児用ミルク(森永乳業クラウソダイヤGミルク)が市販されたので,新生児の電解質代謝を中心に検討を加えた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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