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文献概要
特集 産婦人科麻酔の問題点 麻酔法--私はこうやつている
笑気吸入麻酔
著者: 堀口貞夫1
所属機関: 1都立築地産院
ページ範囲:P.271 - P.272
文献購入ページに移動Ⅰ.第Ⅰ期の和痛法
分娩第Ⅰ期から第Ⅱ期前半までの間は,所要時間が長いことや陣痛を抑制したり,過量投与になることなどを避ける必要があり難かしい点が多い。
子宮口が2指以上開大して,陣痛が間歇5分前後,発作30秒以上と強くなつて来たときに,ジアゼパム(ホリゾン・セルシンなど)10〜20mgやヒドロキシジン(アタラックスP 100mg)を筋注している。更に必要があれば,3〜4時間毎に追加投与し,痛みが強くなつた時は塩酸ペチジン(オピスタン,ペチロルファン50〜70mg),ペンタジシン(ペンタジン,ソセゴンなど)15〜30mgを筋注する。より強い効果を期待するときはスコポラミン0.4〜0.5mgを併用している。
分娩第Ⅰ期から第Ⅱ期前半までの間は,所要時間が長いことや陣痛を抑制したり,過量投与になることなどを避ける必要があり難かしい点が多い。
子宮口が2指以上開大して,陣痛が間歇5分前後,発作30秒以上と強くなつて来たときに,ジアゼパム(ホリゾン・セルシンなど)10〜20mgやヒドロキシジン(アタラックスP 100mg)を筋注している。更に必要があれば,3〜4時間毎に追加投与し,痛みが強くなつた時は塩酸ペチジン(オピスタン,ペチロルファン50〜70mg),ペンタジシン(ペンタジン,ソセゴンなど)15〜30mgを筋注する。より強い効果を期待するときはスコポラミン0.4〜0.5mgを併用している。
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