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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科25巻3号

1971年03月発行

薬の臨床

後陣痛に対するペンタゾシンの鎮痛効果に対する検討

著者: 丹野幹彦1

所属機関: 1順天堂大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.291 - P.294

文献概要

はじめに
 ペンタゾシンは1959年,米国ウインスロップ研究所において開発されたベンズアゾシン骨格を有する化合物で,モルヒネに近い化学構造を有しながら身体依存性はなく,その効果は,30mgの非経口投与で,ほぼモルヒネ10mg,ペチジン75〜100mgに匹敵するという。今回われわれは,後陣痛を対象に二重盲検法により鎮痛効果を中心に検討する機会を得たのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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