文献詳細
薬の臨床
文献概要
はじめに
ペンタゾシンは1959年,米国ウインスロップ研究所において開発されたベンズアゾシン骨格を有する化合物で,モルヒネに近い化学構造を有しながら身体依存性はなく,その効果は,30mgの非経口投与で,ほぼモルヒネ10mg,ペチジン75〜100mgに匹敵するという。今回われわれは,後陣痛を対象に二重盲検法により鎮痛効果を中心に検討する機会を得たのでここに報告する。
ペンタゾシンは1959年,米国ウインスロップ研究所において開発されたベンズアゾシン骨格を有する化合物で,モルヒネに近い化学構造を有しながら身体依存性はなく,その効果は,30mgの非経口投与で,ほぼモルヒネ10mg,ペチジン75〜100mgに匹敵するという。今回われわれは,後陣痛を対象に二重盲検法により鎮痛効果を中心に検討する機会を得たのでここに報告する。
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