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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科25巻5号

1971年05月発行

特集 産婦人科手術の基本手技・Ⅱ

腹式手術の基本手技

著者: 遠藤幸三1

所属機関: 1国立金沢病院産婦人科

ページ範囲:P.401 - P.406

文献概要

 産婦人科手術には,腹式と腟式がある。腟式手術は,手術侵襲の少ない利があるが,術野が狭いので,手術の種類に制約がある。
 腹式手術は自由な広さの術野がえられ,病変をくまなく観察でき,思うままの処置ができる点で腟式より優つており,万能手術といえる。腹式手術後の異常経過には,不可抗力のものもあるが,手術手技が原因していると反省されるものの方がむしろ多い。そこで,術中事故,術後異常経過,合併症の防止策の面から,合理的な基本手技について述べることとする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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