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特集 産婦人科手術の基本手技・Ⅱ
文献概要
産婦人科手術には,腹式と腟式がある。腟式手術は,手術侵襲の少ない利があるが,術野が狭いので,手術の種類に制約がある。
腹式手術は自由な広さの術野がえられ,病変をくまなく観察でき,思うままの処置ができる点で腟式より優つており,万能手術といえる。腹式手術後の異常経過には,不可抗力のものもあるが,手術手技が原因していると反省されるものの方がむしろ多い。そこで,術中事故,術後異常経過,合併症の防止策の面から,合理的な基本手技について述べることとする。
腹式手術は自由な広さの術野がえられ,病変をくまなく観察でき,思うままの処置ができる点で腟式より優つており,万能手術といえる。腹式手術後の異常経過には,不可抗力のものもあるが,手術手技が原因していると反省されるものの方がむしろ多い。そこで,術中事故,術後異常経過,合併症の防止策の面から,合理的な基本手技について述べることとする。
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