文献詳細
文献概要
研究
—新生児黄疸に関する研究(第19報)—新生児高ビリルビン血症に対するACTH療法とその批判
著者: 舘野政也12
所属機関: 1金沢大学医学部産科婦人科学教室 2富山県立中央病院産科婦人科
ページ範囲:P.457 - P.460
文献購入ページに移動新生児高ビリルビン血症に対する薬物療法として,我国ではACTHによる治療が一般化している現状である。けれども,この治療法に対する批判も少なくないことは事実である1,2)。即ち,感染症,体重減少,哺乳力減退あるいはその量的な問題などである。私も今回,合成ACTHを新生児高ビリルビン血症に対して使用する機会を得たので,その使用成績と批判を行なつてみたい。
掲載誌情報