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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科25巻5号

1971年05月発行

文献概要

薬の臨床

術後疼痛に対するPentazocine(SOSEGON注)の効果

著者: 本多啓1 大野剛1

所属機関: 1新潟大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.471 - P.475

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はじめに
 手術後の疼痛に対する処置は,産婦人科領域においても,術後管理上もつとも重要な問題の一つであり,副作用の少ない,すぐれた鎮痛効果を有する薬剤の出現が望まれている。
 最近,米国のSterling Winthrop Laboratoriesで開発されたPentazocineは,図1のごとき構造式と性状を有する鎮痛剤であり,非麻薬系で習慣性をもたないといわれ,しかもその鎮痛効果は強力で,麻薬性鎮痛剤のそれに匹敵するといわれる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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