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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科25巻6号

1971年06月発行

雑誌目次

特集 人工妊娠中絶術

最近の世界の人工妊娠中絶

著者: 我妻堯

ページ範囲:P.501 - P.507

はじめに
 最近,約5年間に英国や米国のいくつかの州において,人工妊娠中絶に対する法律が改正され,従来は堕胎法によつてきびしく規制されていた中絶が,比較的容易に行なわれるようになつた。
 一般の医療行為は,疾病の予防や治療を目的とするものであるが,人工妊娠中絶手術は母体の精神状態,身体状況を改善するために胎児の生命を犠牲にするものが大部分であるため,単に医学の問題のみではなく,宗教,倫理,法律,社会慣習その他の複雑な因子が関連している。

Prostaglandin応用の現状と将来

著者: 坂元正一 ,   木下勝之

ページ範囲:P.509 - P.515

はじめに
 Prostaglandin(以下PGと略す)は,今から35年前に人の精液中に含まれていることが初めて発見されて以来,平滑筋を刺激し血圧下降をきたす作用ゆえに,広範に研究されてきた。
 現在ではPGは,炭素数20の不飽和脂酸であり,精液中のみならず哺乳動物のさまざまな臓器に含まれており,しかも,その特異な広範囲にわたる生理作用ゆえに,新しいホルモンという考えがひろまり,注目をあつめている1)。1968年,ウガンダ,マケレレ大学のKarimは,PGE2, Fの著明な子宮収縮作用と黄体機能抑制作用に注目し,初めてPGの臨床応用を試みた。Karimは,分娩誘発4)5)および人工妊娠中絶6)に使用しただけでなく,予定月経が数日遅れている婦人に使用し,月経を発来させることに成功した。

吸引法による人工妊娠中絶の実際

著者: 大村清

ページ範囲:P.517 - P.523

I.はじめに
 早期人工妊娠中絶術(流産手術も含む)は開業医にとつて,もつとも多く用いられる手術であり,その術式はほとんど完成されたものとなつていた。すなわち子宮腟部の固定→ゾンデ挿入→頸管拡張→胎盤鉗子による内容除去→キューレットによる掻爬という順に器械を使用して操作を終了するものである。
 しかし,昭和30年,佐々木が牽引法を考案し,その後紀平など,2〜3の発表があつたが,広く使用されるまでには至らなかつた。昭和40年に東京オペグループ(以下T.O.G.と略す)の杉山,野田,関などは,従来の吸引法に改良を加え,大村はこれをスーパーサクション(以下Suc.と略す)と名づけ(図1),試用した結果,従来の胎盤鉗子,キューレット法よりも,はるかに良好な成績が得られた。その後,Suc.による吸引法は広く一般に使用され今日に及んでいる。今回,Suc.について,器械の簡単な説明と,実際の使用に際しての注意点について述べみたいと思う。

人工妊娠中絶の麻酔管理

著者: 田中亮

ページ範囲:P.527 - P.532

はじめに
 人工妊娠中絶術(D&Cと略する)は一般に短時間の産婦人科学的手術であるが,その適応,術式,予後などを考慮すると危険度の高い手術であろう。D&Cが単にminor surgeryであるという理由で麻酔管理はラボナール静注により簡単に済ませてよいものではなく,大きなリスクが介在することを実地医家はすでに体験されていると思う。筆者ら教育機関で勤務する麻酔科医はD&Cといえども,麻酔管理は大手術と同じカテゴリーで行なつているのは上に述べたような理由による。本稿の内容は,麻酔法のABCを詳述したものではなく,D&Cの麻酔の際の術前から術後に至るまでの管理法と,麻酔法の代表的なものを紹介し,麻酔学的危険度について論じている。

人工中絶の問題点について

著者: 内田一

ページ範囲:P.533 - P.536

はじめに
 人工中絶の適応は,日本国内の問題にしても戦後食糧事情の逼迫,住居のとぼしさ,すなわち,国全体の貧困さとともに現在われわれが生活している繁栄に到るまでのその間に,国の変化とともに多少の変化はしてきたが,一方すくなくとも国の人口政策としての一環の役目もはたしてきたが,それは決して正しいことではない。現在わが国における働く年齢層の少ないということは,20数年前の戦後のあの無秩序であつた人工中絶の結果が,今日のしからしむるところであるし,今後もこの失敗を繰り返してはならぬ。したがつて人工中絶は家族計画の一環として用いられてはならないし,あくまでも医学的な適応に基づく,すなわち人命を断つというそれに対する大きな代償が存在しなくてはならない。この点からも必ず配偶者ならびに,それに相応する人の同意を得ねばならないことはもちろん,未婚の女性の場合は,少なくとも同意書の他にその婦人の両親の承諾を得て行なうことは,本人の将来のためにも非常に必要なことである。夫の同意書のない人工中絶は違法であるし,未婚女性の相手の男性および本人の両親の承諾のない人工中絶も同様に道徳的違法として考えてもよいと思う。

中期中絶の"こつ"と問題点

著者: 斉藤幹 ,   早田貫一 ,   北井徳蔵

ページ範囲:P.537 - P.542

はじめに
 中期妊娠の人工中絶について文献的には多くの方法が列記されているが,各人にそれぞれ好んで川いる術式があることと推察される。それは単独の方法であるかもしれないし,また2〜3方法の併用である場合もあろう。自分の用いている方法がもつとも有効であると考えている人がある反面,必ずしもそう思つていない人もあろう。安全で,確実に奏効し,しかも日数が多くかからないという条件が,特定の方法に常に備わつているとは限らない。この点に,自己の用いている術式に満足するか,しないかの別れ目があるように思われる。
 中期中絶の要点は簡単明瞭である。すなわち,頸管を十分に拡張して胎児の娩出を容易にすること,有効な子宮収縮を誘発させることにつきる。しかし妊娠中期子宮はこのような状態を容易には作りだしてくれない点にまず問題がある。これをうまくこなす方法が望まれるわけである。次には入院期間の問題がある。時間を十分にかけられる場合はよいが,多くの患者はなるべく入院の短いことを希望してくる。このことは医師に処置を急がせ,ひいてはトラブル発生につながる潜在要因となる。第3に,そしてもつとも重大なこととして,中期中絶による事故がまれでないことがあげられる。

人工妊娠中絶術の偶発,合併症対策—とくに子宮損傷の症例について

著者: 下村虎男 ,   安藤暢哉 ,   中野孝 ,   久本洋文

ページ範囲:P.543 - P.548

はじめに
 健康な婦人が無計画に妊娠分娩を繰返していると一生に何人の子供を産みうるであろうか。最近の関西の一夕刊紙には南米チリーの一農婦が61歳で23人目の男児を安産し,これに立会つた医師は今の身体状態からみるとさらに1〜2人の出産が可能であろうと報じている。広大な南米の天地ではこうした人生もさほど珍しくはなさそうだが,一方同じチリーの調査報告1)によると20歳から49歳までの女性の抽出調査では4に1人の割合で1回から最高35回の堕胎が行なわれ,その首都サンチァゴにおける堕胎の1/3が合併症のために入院を余儀なくされている由である。
 多産と貧困とは戦後の東南アジアの大問題であり,前記チリーをはじめ南米諸国では堕胎に関する法律が非常に厳しく,医師はこの問題を回避しているので,非医師による非合法堕胎が多く行なわれることのためにその障害が多いものと論ぜられている。

人工妊娠中絶の統計

自然—人工別にみた原因別死産数と割合,他

ページ範囲:P.507 - P.507

カラーグラフ 境界領域シリーズ

新生児皮膚疾患(2)—苺状血管腫

著者: 肥田野信

ページ範囲:P.498 - P.499

 種々ある血管腫のタイプのうち,ここには新生児期に一番はげしい動きを示す苺状血管腫strawberry markにつぎ解説する。生後1週以内には典型像をとらず,ここにあげたような種々の出現の仕方をするので診断は困難であるが,2週から3週にかけて急速に発育して明瞭となってくる。

臨床メモ

臍帯脱出

著者: 橋口精範

ページ範囲:P.532 - P.532

 臍帯脱出は,全分娩例200〜1,000回に1回位の割合で遭遇するものであるが,一旦脱出したものは,もとに還納することが困難である場合が多く,臍帯が胎児の産道の間にあつて圧迫されることから,胎児の死亡をまねくこともありうるので,その処置には十分注意する必要があるということができる。
 一般に胎児の位置異常,骨盤の大きさの異常,臍帯に異常のある場合,前期破水,メトロ,プジーなどの分娩誘導例に多くみられるといわれている。

切迫流産の予後

著者: 竹内久弥

ページ範囲:P.567 - P.567

 切迫流産は日常非常にしばしば遭遇するものでありながら,その原因が適確に把握できないところから,予後の判定に苦しむことが多い。Hertigら(1944)によれば1000例の自然流産のうち,61.7%に卵の異常を認めたといい,Carr(1967)は自然流産胎児の22.5%に染色体異常を認めたという。しかし,これらの事実と切迫流産という臨床症状がどのように結びつくのか,現在明らかではない。従つて治療の面でも決め手を欠くことはやむを得ない。
 一般的にいう切迫流産の予後については,すでに多くの統計的観察があるが,ここではJohannsen (ActaObst.et Gynec.Scandinav.49,89,1970)の報告を紹介する。切迫流産の定義は,20週以前の子宮内妊娠で子宮出血を伴なうもので,頚部の短縮はなく,外子宮口は閉鎖しており,子宮収縮はあつても良いとしている。この定義による切迫流産の病名で入院した266例に,治療としては,201例が安静臥床のみ,65例がこれに黄体ホルモンの投与が追加された。これら2群の流産率はいずれも約50%で差はない。49.2%が早産ないしは満期産をなし得たが,その比率は25:106で未熟児発生頻度の高いことが注目された。児の奇型は3例であつた。入院時期としては妊娠9〜12週が最も多いが,この時期の児の予後が最も良く,これより遅くても早くても周産期死亡率は高くなる。ただし,流産率は入院時期が早いほど高い。臨床症状の重症度と予後は比例する。自然流産の既往は今回の切迫流産の予後に関係ないが,人工中絶の既往は流産率を高め,周産期死亡率をも高める。

連載講座

産婦人科領域におけるホルモン療法(6)—機能性子宮出血

著者: 橋口精範

ページ範囲:P.553 - P.554

I.機能性子宮出血のホルモン療法にあたつて
 機能性子宮出血は定義とともに,原因,病態が一様でないので合理的な治療が困難である場合が少なくない。
 まず治療にあたつては,問診(月経との関係,ホルモン剤使用の有無—これによる消退性出血も考える),局所所見(組織診をしたり,子宮癌,子宮筋腫,流産,子宮外妊娠などの器質性疾患の有無をたしかめる)などを十分把握し,さらには排卵の有無(無排卵によつておこつていることもある),心因性か否か,線溶系に異常がないかなどをしらべておく必要がある。

症例

性器結核を合併せる原発性両側卵管癌

著者: 高橋亨平 ,   本田岳 ,   関本昭治

ページ範囲:P.557 - P.560

緒言
 1886年に,Orthman1)が原発性卵管癌を組織学的証明のもとに初めて報告して以来,本症の報告例は散見され,また組織学的診断の一般化あるいは認識の向上によるせいか,近年その報告例は増加の傾向にある。
 しかしながら世界的にみても650例前後,本邦においても40例前後にすぎなく,やはり女子性器悪性腫瘍の中では稀な疾患の一つであるといえる。

興味ある経過をとつた日本住血吸虫症と子宮頸癌の合併例

著者: 大野喬三 ,   清水新緑 ,   大高東皓 ,   秋山直照 ,   木下英夫

ページ範囲:P.561 - P.564

はじめに
 子宮頚癌に高熱を伴つた異常経過を呈し,ついに鬼籍に入り,剖検により日本住血吸虫症であつたことが判明したまれなる症例を経験したのでここに報告する。

前置胎盤を合併した臍帯卵膜付着の1症例

著者: 武田英雄

ページ範囲:P.565 - P.567

 臍帯の卵膜付着は比較的まれな疾患とされるが,諸家の報告には前置胎盤を合併した症例はほとんど見当らない。われわれは最近その1例をみたのでその概略を述べるとともに昭和43年以降に当院で経験した臍帯卵膜付着の2例を加えて報告する。

薬の臨床

内部環境の恒常性におよぼす分娩の影響

著者: 土門洋哉 ,   石川睦男 ,   鷲塚紀夫 ,   椎名美博 ,   岡野敬多

ページ範囲:P.569 - P.573

緒言
 分娩第I期の不安や精神的動揺の除去および和痛効果を期待してDiazepamは近年,広く産婦人科領域においても使用されてきた。
 生体内部環境の恒常性とは,周知のごとく静的平衡ではなく動的平衡の状態であつて,それが生体にとつて必要なあるレベルに保たれるという意味であるが,この恒常性を保つ調節機構を自律神経系および内分泌系が密接に相関連して担つており,外部環境条件の変化に対応して動揺するとされている。一方,多大な労作を伴う分娩は肉体的にはもちろんのこと精神的ストレスを,特に初産婦では生体に多大に与え,生体の内部環境における動的平衡の振幅を高めることが当然予想される。

婦人の自律神経失調症候群に対するRo 5-3350の臨床治験

著者: 山田光興 ,   中野栄喜 ,   川田肇 ,   五十嵐辰博

ページ範囲:P.575 - P.580

 産婦人科領域における自律神経失調症候群には更年期障害や卵巣欠落症など内分泌失調に一次的原因があると考えられるものや心理的要因に基づき発生するものなどが含まれ,その成因は複雑かつ不明な点も多く,従つてその治療法にも一定したものがなく個々の治療効果にも一長一短がある現状である。
 本疾患の治療は大別して薬物療法と精神療法とに分けられ,前者はさらにホルモン療法と向精神薬療法が主流をなしている。精神療法は患者の精神状態の分析など特殊技能を要し,わが領域では一部で行なわれているに過ぎず一般的とは言えない。内分泌失調があると思われる患者に対ししばしばホルモン療法が行なわれるが,赤須1)がすでに警告しているように本療法の乱用は癌誘発,男性化徴候の出現および消褪出血として認められる内分泌環境変調の増強などをきたす懸念があり,他方西田2)は更年期障害患者の中に更年期前より継続している自律神経症(Vegetose)などの混在する場合があり,これらの患者に対するホルモン療法の不適なることを指摘している。

妊娠中毒症および妊娠中毒症後遺症に対するグルタチンの使用経験

著者: 海野洋 ,   臼井哲郎 ,   吉田泰男 ,   浜田文男 ,   謝錦城

ページ範囲:P.583 - P.589

はじめに
 妊娠合併症のうち妊娠中毒症は,その表現の複雑性のため種々な研究発表がなされているが,その本態および成因ともに明らかになつておらず,ひいては決定的の治療の出現は期待できない現状で,従来の種々の薬剤も単に対症療法としての域を出ず,いかにして症状を静止せしめるかまたは早期に予防し得るかを暗中模索している有様である。
 N2N-CH-CH2-CH2-CO-NH-CH-CO-NH-CH2-COOH          |                   |          COOH                 CH2-SH γ-L-Glutamyl-L-cysteinylglycine 今回われわれは上記のごとき構造を示す,還元型グルタチオン製剤であるグルタチンを得たので,妊娠中毒症および妊娠中毒症後遺症に使用し,諸検討を加えてみたのでここに報告する。

産婦人科領域におけるSosegon(Pentazocine)使用に伴う副作用とその予防と治療について

著者: 金岡毅 ,   岡田悦子

ページ範囲:P.591 - P.593

はじめに
 Sosegonは一般名をPentazocineといい,モルヒネに似た構造式を有し,かつモルヒネに匹敵する鎮痛作用を有しながら,禁断症状が発現せず,モルヒネ様副作用の少ないこと,長期の連用が可能で,耐容性の高いことなどから現在の医療において最も広く使用されている鎮痛剤となりつつある。臨床医にとつて日常麻薬管理の煩わしさは全く耐えられないところであつて,Sosegonの出現は私達にとつて一つの大きな福音といわざるを得ない。
 私達はすでに300例以上の患者に基礎麻酔,術後鎮痛,癌末期患者の鎮痛,和痛分娩,外来小手術の鎮痛の目的に使用しており,鎮痛剤としての有効性は97%,効果発来の時間に筋注として4〜50分(平均20.2分),効果持続時間は1〜5時間(平均3時間12分)と,Sose-gonの有効性と速効性を明らかにみとめている。したがつて妊娠初期の患者以外には全く麻薬の使用を中止している状態となつた。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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