icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科25巻6号

1971年06月発行

症例

性器結核を合併せる原発性両側卵管癌

著者: 高橋亨平1 本田岳1 関本昭治1

所属機関: 1福島県立医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.557 - P.560

文献概要

緒言
 1886年に,Orthman1)が原発性卵管癌を組織学的証明のもとに初めて報告して以来,本症の報告例は散見され,また組織学的診断の一般化あるいは認識の向上によるせいか,近年その報告例は増加の傾向にある。
 しかしながら世界的にみても650例前後,本邦においても40例前後にすぎなく,やはり女子性器悪性腫瘍の中では稀な疾患の一つであるといえる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら