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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科25巻7号

1971年07月発行

文献概要

診断と手技

子宮外妊娠診断における妊娠反応と基礎体温の意義

著者: 望月真人1

所属機関: 1神戸大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.617 - P.622

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はじめに
 妊娠が成立すると妊婦の体液中には絨毛性ゴナドトロピン(以下HCGと略記)が分泌されてくる。このHCGの産生源は歴史的に種々な説が出されて興味ある変遷をたどつたが,現在ではtro-phoblastであるということについては異論はない。
 ところで妊卵が子宮内膜に着床するのは,HertigやBovingによると受精後8ないし11日目といわれているが,この着床前後でのゴナドトロピンは一体どのような動態を示すのであろうか。つまりHCGはいつから分泌されてくるものであろうか。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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