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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科25巻7号

1971年07月発行

救急処置

子宮外妊娠の救急処置—産婦人科の立場から

著者: 品川信良1 藤井道彦1

所属機関: 1弘前大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.675 - P.679

文献概要

 ひとくちに子宮外妊娠といつても,いろいろある。ここでは,卵管妊娠に話を限ることにする。
 卵管妊娠と診断がついた場合,開腹手術ができるだけ早く行なわれるべきことはいうまでもない。しかし,(1)手術に必要な設備や人手がないところで診断がくだされたときには,患者を他に移送しなければならないし,また,(2)患者の一般状態が悪いときには,まず患者を手術にたえるような状態にしなければならない。以下これらのことについて,産婦人科医としての立場から簡単に解説を加えてみる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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