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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科25巻8号

1971年08月発行

薬の臨床

腟トリコモナス症に対するNimovazole(Nitrimidazine)の臨床効果に関する検討

著者: 張南薫1 国井勝昭1 斉藤忠明1 深田守克1

所属機関: 1昭和大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.895 - P.898

文献概要

まえがき
 腟トリコモナス症が,腟内のみならず,広く泌尿生殖器に感染するものであり,配偶者との間の性交感染もあることから,本症に対する治療は腟内の局所治療のみならず,全身投与療法が必要不可欠であり,配偶者同時治療も必要であることは広く認められており,経口抗トリコモナス薬剤が使用されている。
 今回,われわれが検討したNimovazoleは化学名,1-(N-β-ethylmorpholine)-5-nitroimidazoleで,化学的には現在汎用されている抗トリコモナス剤Metronidazoleと類似している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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