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特集 子宮の手術--最近の焦点
子宮筋腫術式の選び方
著者: 佐伯政雄1
所属機関: 1東洋医科大学産婦人科
ページ範囲:P.909 - P.922
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子宮筋腫の治療法には,対症療法,放射線療法および手術療法とあるが,麻酔法の進歩,サルファ剤,抗生物質の開発ならびに手術手技の改善などと相俟つて,輓近においては,筋腫の治療は,特殊な例は別として,専ら手術療法に依存するといつても過言ではなかろう。
子宮筋腫は稀には悪性変化することもあるが概して良性瘍腫であり,一方子宮は女性性器で生殖に欠くべからざる重要な器官であることから,術式はその目的によつて多種多様である。しかも各術式には,各々長所あり短所がある。従つて何れの術式が最も目的に適切であり,かつ有効かを選ぶことが,手術手技もさることながら,筋腫の治療上最も重要な問題である。
子宮筋腫の治療法には,対症療法,放射線療法および手術療法とあるが,麻酔法の進歩,サルファ剤,抗生物質の開発ならびに手術手技の改善などと相俟つて,輓近においては,筋腫の治療は,特殊な例は別として,専ら手術療法に依存するといつても過言ではなかろう。
子宮筋腫は稀には悪性変化することもあるが概して良性瘍腫であり,一方子宮は女性性器で生殖に欠くべからざる重要な器官であることから,術式はその目的によつて多種多様である。しかも各術式には,各々長所あり短所がある。従つて何れの術式が最も目的に適切であり,かつ有効かを選ぶことが,手術手技もさることながら,筋腫の治療上最も重要な問題である。
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