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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科26巻10号

1972年10月発行

雑誌目次

特集 妊娠と合併症

疾患をもつた患者の妊娠はどこまで許されるか

著者: 古谷博

ページ範囲:P.841 - P.844

はじめに—産科臨床の変貌
 妊娠,出産をひかえて,健康な婦人でもその経過や将来の母児の健康について心配するのであるから,いわんや身体的あるいは精神神経的に異常や疾患のある婦人では,妊娠・出産の可能性や安全性にはいろいろな危懼を抱いて医師に相談を求めてくるのが当然である。ことに最近のように定期受診が励行され,また妊娠,出産についての知識が普及すると,かなり微症状と考えられるものについても,婦人にとつては何か重大なことの前兆ではないかと過度に心配する場合も少なくない。
 いろいろな疾患が治りやすくなり,妊娠,出産を契機として重大な異常や疾患があらわれてくることが比較的少なくなつたとはいえ,産科臨床の面からみれば’突発する異常や危険も内在しているのであるから,たとえ微症状であつても,婦人の性格によつては,これが適切に処置されないと,心因性疾患が出現する遠因にならないとも限らない。このような昨今の情勢では,疾患や異常をもつている患者に対し,それと妊娠との関係について,病態の解釈や予後の判断,治療など全般にわたりup to dateの適切な説明や処置をすることに時には困難を感ずることも少なくないといつてよいだろう。

合併症妊婦のチームケアリングのあり方—特に重症心疾患,血液疾患妊婦を中心に

著者: 長内国臣

ページ範囲:P.845 - P.850

まえがき
 医学の進歩により,近頃は合併症を有する妊婦が増加している。例えば前任の横浜警友病院で扱かつた14,344例の分娩例でも合併症頻度は13.8%にみられ,このうち妊娠中毒症(1,518例)を除いては肺疾患(104例)と心疾患(72例)が最も多かつた。また新設の北里大でもまだ1年にならないが,254例分娩(47.6.10現在)中に,表1のごとく心疾患3例があり,このほかになお不整脈患者4例が妊娠継続中である。
 このように心疾患の増加がとくに目立つ近頃であるが,このうち1例は心臓手術を2回もうけた重症例にもかかわらず無事安産をしている本邦では最初のケースである。もちろんこのような管理はわれわれ産科医のみでは行なえず,当然,他科専門医の協力によるところが多いわけであるが,今後はこのようなケースが当然増加してくると考えられるので,血液疾患妊婦もふくめて,他科との協力システムについて考えてみたい。

一般外科的合併症の取り扱い方

著者: 林四郎

ページ範囲:P.851 - P.856

はじめに
 一般外科の手術に限らず,あらゆる手術はできるだけ全身状態が良好な,手術の対象となる局所病変が軽微な,端的にいえばよい条件下に行なえれば,それにこしたことはないが,現実にはそのような理想的な手術ばかりを期待することはできない。筆者が分担した妊婦に合併する一般外科的疾患に対して,どのような対処の仕方をしたらよいのか,母体と胎児に対する影響,あるいは分娩後の経過も考慮しなければならず,妊娠中でない婦人における同様な疾患に対する態度をそのまま適用できないものがある。この点についてMountSinai Hospitalのスタッフによる単行本1)も出版されており,与えられた紙数でそのすべてに触れることは不可能であるので,日常問題となる代表的ないくつかの疾患,急性虫垂炎,腸閉塞症,潰瘍性大腸炎,痔核,下肢静脈瘤などについて,その概略を述べたい。

腎疾患妊婦の取り扱い方

著者: 出浦照国 ,   越川昭三

ページ範囲:P.857 - P.863

はじめに
 妊娠は腎および水電解質代謝に特異的変化をもたらし,浮腫,高血圧の傾向が生理的な範囲においても認められる。したがつて腎疾患を有する婦人の妊娠が,経過中さまざまな異常経過をとりやすく,母体,胎児ともに好ましからざる結果におちいりがちであることはよく知られており,日常臨床においてその扱いに苦慮することが多い。本稿では,妊娠による腎の生理的変化の概要を述べ,さらに比較的高頻度にみられる腎疾患のおのおのと妊娠の合併について,それぞれのclinical courseの特性を述べ,その扱いについて紙数の許す範囲で触れてみよう。

精神疾患と妊娠・分娩

著者: 融道男

ページ範囲:P.865 - P.867

 かつて精神疾患に罹患した婦人や,現在治療中の婦人が,産婦人科医に妊娠あるいは妊娠継続の可否について質問することも多いときく。その質問は,遺伝のことであり,精神科の薬の催奇形性のことであり,あるいは妊娠や分娩の病気への影響についてであろう。これらの質問は精神科医が答えねばならぬものであるが,産婦人科医にとつても,精神科医にとつても,これらの問いに一般的に答えることは不可能であり,患者ひとりひとりに対する適切な指導があるはずである。ここではごく常識的な回答の資料を記して参考とし,同時に産褥期に好発しやすい精神疾患についても述べてみたい。

合併症妊婦からの児の取り扱い

著者: 武田佳彦 ,   吉岡保

ページ範囲:P.869 - P.876

はじめに
 合併症を有する妊婦の取り扱いは非常に慎重であらねばならず,疾患によつては特徴的な新生児期の異常がみられることがある。
 主たる合併症としては,感染症(梅毒,ウイルス性疾患,トキソプラズマ症,結核),血液疾患(貧血,白血病,特発性血小板減少症,Rh陰性)内分泌疾患 (甲状腺疾患,糖尿病),重症筋無力症,高血圧症,心疾患,薬物の影響などが代表的なものである。

附表

妊娠していい合併症・妊娠禁忌の合併症

著者: 我妻堯

ページ範囲:P.878 - P.879

 妊娠が絶対禁忌の合併症はむしろきわめて稀である。合併症によつては,疾患の重症度,母親の年齢,経済状態,社会環境などにより,比較的禁忌,あるいは絶対禁忌ともなりうる。紙数の部合上,主要な疾患につき要点のみをあげた。

カラーグラフ 臨床家のための病理学・9

腟の疾患・Ⅳ

著者: 滝一郎

ページ範囲:P.838 - P.839

 バルトリン腺癌はふつう広義の外陰癌に含められている。腺癌が多く,粘液産生傾向の強いものもある。同腫瘍は腟壁を侵襲することがある。また組織学的に嚢胞腺腫(Adenoid cystic carcinoma),腺棘細胞腫,扁平上皮癌のこともある。これは,バルトリン腺の組織発生とその組織構造より見て当然であると考えられる(本誌26巻1号カラーグラフを参照されたい)。

今日の産婦人科

産婦人科領域と白血球抗原

著者: 辻公美

ページ範囲:P.883 - P.889

はじめに
 産婦人科領域の問題を免疫生物学的に観察してみると,あまりにも不可解で,しかも興味をそそられる研究課題に驚くばかりである。"生命の不思議","神の創造せる人間に課せられた科学"ともいえる生命現象への挑戦に対して,その完全な解決は存在しないのかも知れない。
 父親と母親との両者の遺伝子の結合による胎児およびその妊娠現象は,免疫生化学上はもちろん,同種移植免疫の立場から考慮する時,その妊娠成立の免疫学的機序を解明することができれば,移植免疫の拒絶反応の機序をも解く重要な鍵をにぎることができるのではあるまいか。

研究

重症筋無力症合併患者の分娩前後の管理の実際について

著者: 加藤順三 ,   坂元正一 ,   井形昭弘

ページ範囲:P.890 - P.896


 重症筋無力症の発症の類度は,20〜30歳で最多であり,性比は女:男=2:1で女子に多いこと1)(Osser—man),本症の管理の進歩に伴つて,結婚,妊娠,出産する機会がますます多くなつてきている。本症患者の妊娠前および妊娠時の管理は多くは神経専門医にゆだねられる場合が多いが,分娩とそれに続く産褥期における管理は,産科医の手により直接的に委ねられているし,専門医にすぐ直接連絡がとれないような施設では,応急的治療の意味においても産科医が本症合併患者の取扱いの実際を知つておく必要がある。抗コリン・エステラーゼ剤(以後抗ChE剤)を投与するということは知つているが,実際に患者に直面するとき,どの症状の出現の時,どの位の量の抗ChE剤を,どれ位の時間間隔に投与したらよいのか,母親のみでなく,新生児には,どういうように観察,対処したらよいのかといつた実際について,まごつくことが多い。
 われわれは,東大神経内科と共同して本症合併患者の妊娠・分娩・産褥経過について経験し,本症合併時の管理の具体的事項の必要を痛感したので,取扱いの実際を記載して,今後の症例の資料としたい。

症例

巨大子宮筋腫による左下肢静脈鬱血の1例

著者: 舘野政也 ,   杉田直道

ページ範囲:P.897 - P.900

緒論
 妊娠によつて増大した子宮による圧迫や,種々の腫瘍による圧迫などによつて女性は男性に比して下肢の鬱血や静脈瘤が発生し易い。また,分娩後や婦人科手術後に時として発生する下肢の重症血栓症は治療を行なってもなお,予後は不良のことが多く,機能的に完全に回復するには長時間を要することが多い。また,抗凝固剤で治療すれば,大抵の例では急性疾病期間を短縮し,血栓の拡大を防ぐことはできるが,障害された血管の機能的終局状態は不変である。すなわち静脈の疎通は回復しないからである。また静脈血栓は反射的に動脈の痙攣を起こさせ,したがつて2次的に動脈の循環障害が起こりこれが血管透過性の障害を大きくし,組織の無酸素状態を起こさせるとしている。かくして水腫になり,ここにさらに硬結ができ,さらに皮膚の萎縮,湿疹,色素沈着,潰瘍などの続発症状を伴つて臨床像が形成される。これをDeutsch1)らは血栓後遺症候群と呼んでいる。さて,今回われわれは下腹部から上腹部へかけての巨大腫瘤と,左下肢の著明な腫脹と疼痛を訴えて来院し,一時は悪性腫瘍による症状かと想定し,手術療法を行ない,巨大子宮筋腫を確認し,これによる強度の左下肢静脈鬱血を呈した1例の治療経験を得たので以下記述する。

連載講座 麻酔の実際

婦人科麻酔・4—全身麻酔

著者: 鈴木太

ページ範囲:P.902 - P.903

 婦人科領域で全身麻酔はそれほど多く行なわれていない。その理由は手術部位が下腹部以下のため,脊椎麻酔や硬膜外麻酔のような遮断麻酔法により大部分が十分な麻酔を得ることができるからである。ただし現在われわれは多くの婦人科手術において遮断麻酔法により本来の麻酔の目的を達した後,少量の静脈麻酔剤と笑気の吸入による全身麻酔を併用している。これにより患者に与えられる麻酔剤の総量がきわめて少なくてしかも十分な麻酔を得ることができる。しかし最初から全身麻酔でなくてはならない場合ももちろんある。そこで今回は現在もつとも一般的に行なわれている全身麻酔法の要点と,加えて新らしい麻酔剤についての話題を拾つて述べる。

薬の臨床

帯下患者における嫌気性菌の検索成績とMetronidazoleの悪臭除去効果について

著者: 松田静治 ,   丹野幹彦

ページ範囲:P.905 - P.910

 帯下は一般に個人差によりその訴えが異なるが,生理的帯下を除いたいわゆる病的帯下の原因には微生物による炎症性のものから癌性帯下あるいはホルモン性など非炎症性のものまで多種多様のものがあり,トリコモナスなどは別として時には治療方針のたて難い症例に遭遇することがある。性器材料や,帯下の微生物検索に当り,嫌気性菌(殊に無胞子嫌気性菌)が常在菌あるいは起因菌としてしばしば分離されることに関しては産褥感染,子宮癌患者の検索から夙に報告されているが,化学療法,副腎皮質ホルモンの発達,繁用などに伴なう弱毒菌感染,菌交代症など感染症の様相に変化がみられる昨今,好気性のグラム陰性桿菌とともに嫌気性菌の感染症に果す役割が注目されるに至つた。
 われわれは本菌の培養法の簡易化,分類の改良に伴ない,わが領域の嫌気性菌の臨床的意義を再検討するため現在性器,尿路における検索を続けているが,今回は帯下患者における本菌の検出成績を述べるとともに同じく嫌気状態で発育するトリコモナスとの関連性,抗生物質などに対する感受性成績,さらには本菌と関係の深い癌性帯下に対するMetronidazoleの悪臭除去効果などについて報告する。

周産期におけるCarbenicillinの臨床応用に関する研究

著者: 張南薫 ,   斎藤忠明 ,   深田守克 ,   上原一浩 ,   松橋一雄 ,   高水松夫

ページ範囲:P.915 - P.923

 1959年,Batchelerら4)が6—aminopenicillanic acidを開発して以来,これをもとにAmpicillin,Methicillin,CloxacillinなどのPenicillinが半合成され,臨床的に使用されるようになつてきた。
 Carbenicillin (disodium α—carboxylbenzylpenicillin)も6—aminopcnieillanic acidから合成されたPCで,化学的にはaminobenzylpenicillinに類似している。

臨床メモ

初乳中の免疫抗体

著者: 竹内久弥

ページ範囲:P.910 - P.910

 母乳を与えることのメリットについては,便利さ,哺乳の際の消化管への細菌汚染の少ないこと,母児間の心理的つながりなどがいわれ,さらに母から児への抗体移行による利益も良く引合いに出されるところである。この抗体はとくに初乳中に多量に含まれており,したがつて初乳から与えねば抗体移行の効果を望めないことになる。ところで初乳中にある免疫抗体にはどのようなものがあるのであろうか。
 Michael,J.G.ら(J.Infect.Dis.124:445,1971)によれば初乳中の免疫グロブリンにはIgAが多く,これらの免疫グロブリンは新生児の腸壁から循環血中には入つていかない。そこで,彼らはこれが腸内細菌相におよぼす影響を糞便からしらべて見た。その結果,大腸菌属は人工栄養児の糞便中に多く,その差は生後2〜3日に最大で,4日目には少なくなる。好気性および嫌気性乳酸菌属は逆に母乳栄養児に多い。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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