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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科26巻11号

1972年11月発行

雑誌目次

特集 産婦人科薬物療法の基礎知識

薬学の立場から臨床医に望む

著者: 高木敬次郎 ,   福室憲治

ページ範囲:P.937 - P.945

I.処方せんの記載と産婦人科領域の医薬品
 実地臨床における薬物療法は疾病治療上重要な意義を有し,今日科学の進歩に伴ないその内容も複雑化してきていることは衆知の事実である。
 患者に対する具体的な薬物療法は処方せんによつて指示されるが,この処方せんには,法令により,患者氏名,年齢,薬名,分量,用法,用量,発行年月日,使用期間,診療機関名および所在地を記載し記名押印または署名することが義務づけられている(医師法施行規則第21条)。麻薬処方せんの場合には上記のほか,患者住所,施用者免許証の番号および記名押印が必要である(麻薬取締法第27条第4項)。一方調剤する薬剤師は,処方せんに疑義のあるときは医師に問い合せて確かめた後でなければ調剤してはならないこと(薬剤師法第24条)および調剤された薬剤について,その容器,被包に患者氏名,用法用量などを表示すること(薬剤師法第25条)が義務づけられている。薬物療法を実施するにあたり,処方を考案し処方せんに記載することとなるが,記載事項の中心は,患者の状態に最も適した医薬品の選択,用量,用法,投与期間であろう。

薬物中毒試論および処置の実際

著者: 佐藤倚男

ページ範囲:P.947 - P.951

 産科,婦人科領域での薬物中毒という主題は,おそらく医薬品による中毒ということであろう。薬物となると臨床検査薬,工業用薬品まで含まれるので,ここでは治療に直接用いられる薬品つまり医薬品に限定して考えるのが適当と思う。しかしそうはいつても,母体が有機水銀中毒にかかつている場合の胎児の中毒のような医薬品以外の中毒も最近は増えてきて症例に直面して困惑する場合があると思われる。このような特殊な場合はそれぞれの専門家に回すか,相談する以外はない。
 ところで,医薬品による中毒といつても,いろいろあつて,処置に当つては,中毒の原因である医薬品そのものの作用を熟知した上で,かつ生体側の重症度に応じて臨機応変に対策をとらねばならないのは周知のとおりである。

薬疹の特徴と診断

著者: 安田利顕

ページ範囲:P.953 - P.957

 薬疹drug eruptionsは,薬剤の内用,ときに外用に続発して発生してくる中毒性の皮膚病変の総称である。したがつて中毒疹toxicodermaの一型で,薬剤によるものをいつている。そのほかワクチン,血清剤によるものも,このなかに含まれている。ここで外用と書いたのは外用剤が,とくに粘膜によつて吸収されて全身性皮膚病変を発生してくるものをいつている。私の経験例のなかから,産婦人科と関連のあるものをあげると,分娩後外用したハイアミンによつて,腟陰門部に接触皮膚炎を発生してくるとともに,全身に滲出性紅斑型の中毒疹を発生してきたものがある。
 また,近年問題になつているものは,薬剤として内用しなくても,それが食物中に添加剤として含まれているため,あたかも食物が原因であるようにみえることがあることである。

薬物アレルギー

著者: 高橋昭三

ページ範囲:P.959 - P.967

はじめに
 薬剤による異常反応が年ごとに増加の傾向を示していることは,大気汚染などとともに社会的にも医学的にも重大な問題を提起していることは衆知の事実である。
 薬剤による異常反応は,その薬剤本来の薬理作用ないしそれと関連して生ずる2次作用(たとえば抗生物質使用による菌交代現象やテトラサイクリンによる乳幼児の歯牙黄色着色など)に基づくものと,薬理作用とは関係なく,むしろ特定の人に発生する,体質と密接な関係のある反応とに2大別することができる。後者のうち特に免疫学的機序によつておこると考えられるものが薬剤(薬物)アレルギー(drug allergy)である。薬剤過敏反応(drug hypersensitivity)という名称も同義語としてよく用いられる。

妊婦とくすり

著者: 松山栄吉

ページ範囲:P.969 - P.974

 妊婦に対する薬物療法の目的は,妊婦に生じている異常の状態を取り除き,妊婦の健康と妊娠経過の正常化を図るとともに,胎児の発育を順調にし,先天異常を予防し,健康な新生児の出生を期するにある。しかし1961年Lenzのサリドマイドの胎児に対する催奇作用が警告されて以来,世間の注目が第一義的な薬剤の効果よりも,第二義的な副作用のほうに移るようになり,妊産婦に対する投薬は医師にとつて軽視できない問題となつてきている。たしかに妊産婦への薬物投与が,母体の状態を改善しえても,胎児に障害を与えるならば,その効果は相殺されるばかりでなく,かえつてマイナスのほうが表面に立つ場合も出てきうる。
 実際に文献をふり返つてみると,ほとんどあらゆる種類の薬に,妊産婦ないしは胎児に対し,なんらかの副作用のあることが示されている。したがつて薬物投与にさいする十分な注意が必要であることはいうまでもない。とくにその点の注意を中心に,妊産婦に対する薬物療法の問題点を述べてみよう。

薬物の効果と判定

著者: 鈴木哲哉

ページ範囲:P.975 - P.980

 Ⅰ.post hoc, ergo propter hoc.
 最初に古きよき時代の中国の話をひとつ紹介しよう。ある若い見習い医者が珍しい処方,新しい薬を求めて全国をめぐり歩いていた。とある山中を旅行しているときのことだが,遙かかなたから追いはぎの一隊がやつてくるのに気づいてあわてて物陰に身をひそめた。追いはぎは睾丸の大きな男を引きたててきたが,ちようど若い医者の隠れているあたりまで来たときに,いきなりひとりが大刀を抜いて男の首をスッパリと斬りおとしたのだ。するとまことに不思議,男の大睾丸がすうつと縮んでしまつたではないか。かの医者はこの光景を見て感嘆久しうしていたが,やがて懐中の手帳を取り出すとこう書きいれたものである。「大睾丸の治療法,首をはねること。」ところで私としてはこんなくだらない話を書いた理由をこれから説明しなければならない。
 最近製薬業界は薬の再評価という問題で悩まされている。再評価というのはこれまで薬として認められてきた薬,あるいはその薬にたしかにあるとして認められてきた効能などが本当に正しいものであつたかをもう一度調べなおそうということであり,このことは取りも直さず今までの薬の評価のなかにはいい加減なものがあつたという疑いがあるということなのである。

カラーグラフ 臨床家のための病理学・10

子宮疾患・Ⅰ

著者: 滝一郎

ページ範囲:P.934 - P.935

 子宮腟部の中央には子宮外口があり頸管に通じいる。子宮腟部の大部分をおおつている扁平上皮部は肉眼で淡紅色に見える。頸管をおおい,さらに子宮外口をこえて子宮腟部の方に張り出している円柱上皮部は紅色に見える。正常な円柱上皮部の組織は頸管のそれに類似し,肉眼的外観もよく似ている。正常な円柱上皮と扁平上皮が接続していると,その境界は非常に明瞭に見える。しかし,そのような例は割合に少なく,境界部の円柱上皮側には種々な変化が生ずるので,判然としないことが多い。その変化を詳細に観察するにはコルポスコピーが適している。
 日常の診察では,子宮腟部を肉眼で観察して,子宮頸部の病変の見当をつけるのが通例である。照明が充分できて,熟練者ならば,大ていの病変を見逃すことはないと思われるが,いわゆる"びらん"と称する病変を分析してみると,実に種々な変化を総括したものであることがわかる。病理組織学的定義によるとびらんは粘膜の表層部が剥脱した状態で,細血管を含む上皮下組織が露出しているので赤色調が強い。いわゆる"びらん"も赤色調が強い点では同じであるが,かならずしも病理組織学的な定義どおりのびらん,すなわち真性びらんではない。これを見分けるには,やはりコルポスコピーが必要であろう。

臨床メモ

経口避妊薬服用中の妊娠

著者: 竹内久弥

ページ範囲:P.974 - P.974

 避妊効果のみをもつてすれは,経口避妊は現在利用し得るもつとも優秀な一時的避妊法ということができる。しかし,経口避妊薬服用中といえども妊娠の起こることは皆無ではなく,その理由の第1は "のみ忘れ"であり,第2は薬剤の種類と量によつては効果が劣ることにある。
 スウェーデンでは1968年中に起こつた経口避妊薬服用中妊娠を医師に届出させ,これを解析したが,その結果をM.Rutensköld (ActaObst.& Gynec. Scandinav.50:203,1971)が報告している。それによると,1968年中に報告された妊娠例は90例で,そのうちsequentialtypeの薬剤服用中が73例,combinedtypeが17例であつた。これら2つのtypeの薬剤のそれぞれにも多くの種類があるが,同一type薬剤の妊娠率には差はなく,type別の差は大きい。すなわち,その1年間にcombined typeは約400万周期分使用され,sequential typeは19万周期分服用されたに過ぎないが,妊娠率はその逆で,前者が0.005に対し,後者は0.467と計算されるという。sequential type はcombined typeの100倍の危険性を持つことになる。

今日の産婦人科

ヘルペスウイルスと産婦人科

著者: 川名尚

ページ範囲:P.983 - P.990

 ヘルペス症については,ローマ時代に,すでにHerodotusによつて記されているほど,古くから知られ,また,しばしばみられるポピュラーな疾患である。そして,ヘルペスウイルスの分離も既に,半世紀も前に成功している。したがつて,このウイルスに関する研究や業績は,数多いわけであるが,この数年来,再び注目を浴び,精力的な仕事がなされてきている。そのわけは,このウイルスには,2つの型があり,その2型が,子宮頚癌と関連があるようだという報告がなされ,人癌ウイルスの第2の候補として登場してきたからである。
 ヘルペスウイルス群のある者は,動物に発癌させるもの1,2,3)があり,人においても,Burkittlymphomaが,ヘルペス型のウイルスであるE-Bウイルスと関連が深いようだと報告され4),このウイルス群は,発癌ウイルスの候補となり得る条件は揃つてきた。しかも,ヘルペスウイルスはひろく,人類に分布しているので,生物学的,医学的な意味で,大切なウイルスの一つと考えられる。このウイルスは,産婦人科的には,次のような点から興味深いウイルスである。第1に,子宮頚癌との関連,第2に,ヘルペス感染症,すなわち陰部ヘルペス症,第3に,新生児の感染症,第4に,流産,催畸型性などとの関連の諸点である。特に,産婦人科的な疾患との関連は,ヘルペスII型ウイルスである。そこで,本稿では,主としてII型ウイルスについて,記述することにする。

印象記

西ドイツにおける子宮頸癌根治手術供覧記

著者: 坂元正一 ,   木川源則

ページ範囲:P.992 - P.996

 われわれは,本年の4月から5月にかけ,計らずも西独に招待され,Kiel大学においてDemons—trations-Kurs für Radikaloperationen des Collum—carcinomsを持ち,5例の手術をみせ,彼の地の学者と討論する機会を持つた。広汎全適出術の外国におけるデモは米国で八木教授,橋本教授,フランスで真柄教授がなさつた程度で,珍しいからぜひ実状をとの編集部からの要望で筆をとつた次第である。
 このコースは,ジュネーブ大学Prof. H. deWatteville,キール大学Prof. K. Semmによつて企画され,西独,スイスの婦人科医を対照に,手術見学上30名に限定,各施設から原則として1名の参加者を決め,症例の集りやすいSchleswig—Holstein州の中心地Kiel大学において実施することに決められていた。Kielといえば,西独においてMünchen, Heiderbergとならんで3大主要大学といわれ,有名人が一度は籍をおくといわれる所,今度のオリンピックのヨット競技の行なわれる美しい港のある町である。スカンジナビア3国への海の出入口でもある。そこで,このコースには,デモの前に親睦をかねて奥さん連れで,メンバーが海路Osloに船旅をし,観光と同時にKolstadt教授のいるNorwegian Radium Hospital見学と討論の会も組みこまれていた。

連載講座 麻酔の実際

婦人科麻酔・5—緊急手術時の麻酔

著者: 鈴木太

ページ範囲:P.998 - P.999

 一口に緊急手術と言つても数分を争つて手術を開始しなくてはならないような場合は婦人科領域ではほとんどないといつてよい。適当な術前準備により,少しでも不利な条件を除いた上で麻酔および手術を開始することが危険度を減少させるために是非必要である。その準備のために行なわなくてはならない項目について要点を述べる。

研究

低栄養地域における新生児について

著者: 石浜淳美 ,   岩田充 ,   大内義也 ,   鳥取正勝

ページ範囲:P.1001 - P.1007

はしがき
 われわれが岩手県岩泉地区において行なつている,妊産褥婦および新生児の疫学的調査研究のうち,妊婦と栄養,妊婦の血液性状,妊婦血中のアミノ酸変動などについてはすでに報告した。
 今回は新生児体重,頭囲,胸囲,身長,胎盤重量,胎児胎盤比などについて報告する。

症例

術後に肺転移による再発をみた卵巣未分化胚細胞腫症例について

著者: 北尾学 ,   佐々木博史 ,   遠藤静男 ,   中井利彦 ,   森好造 ,   井庭信幸

ページ範囲:P.1009 - P.1014

 卵巣未分化胚細胞腫は女性の性器腫瘍のなかで,臨床的にも,また病理学的にも,種々の問題をふくみ,その分類も完全なものでないが,1930年ごろから本腫瘍に関する報告や研究がみられ,その後Pedowitzら17,18)によつて,わが国においては,1950年に樋口ら3,4)により本腫瘍が収集されて,その詳細な報告が行なわれた。つづいて,小林9),山本20)らによつて,なお一層,詳細な研究が進められ報告された。それらの研究報告の内容を要約すると,本腫瘍の発現頻度は卵巣充実性腫瘍中11%で,人種的差異を有するように思われ,また20歳代の若年者に好発する傾向がある。つぎに,未分化胚細胞群は単一型とEmbryonal Carcinoma A群の組織が混在する混合型とにわけられ,後者はきわめて悪性であるとされている。

薬の臨床

更年期および閉経期婦人のOvapause療法

著者: 森憲正 ,   水元淳一 ,   宮川勇生 ,   市丸俊三

ページ範囲:P.1019 - P.1023

 加齢により生体の変化は自然の現象としておこつてくるものであるが,女性では卵巣機能の衰退によつて特有の著明な変化がみられ,性成熟期から更年期,閉経期が区分され,老齢期への移行期とされている。老齢人口の増加は社会的に種々の問題を提起しているが,医学的には性成熟期以降の最大の関心事は悪性腫瘍や心血管系の疾患である。これらについで更年期や閉経期婦人を悩ませるものは更年期にみられる不定愁訴や卵巣ホルモン欠乏による症状である。これらの疾患に対して卵巣ホルモンの投与は合理的とも考えられるが,生体変化の過程からみれば自然に反するものとも考えられて熟慮を要する問題である。この点からもホルモンを卵巣からの分泌型で投与するより,もし有効であるなら,その代謝型で投与することも一方法と考えられる。estriolはclassicestrogenの一つであり,他のestradiolとestroneの代謝型であるが,弱いながらも生物作用を有していて,実地臨床上既に種々の疾患に使用されている2,4,6,9)。Ovapauseは1錠中estriol 1mgを含有している。今回オルガノン社より本剤の提供をうけ,更年期および閉経期婦人に試用したのでその成績を報告する。

ノアルテンDによる子宮内膜症の術後療法

著者: 高邑昌輔

ページ範囲:P.1025 - P.1033

緒言
 子宮内膜症(Pelvic Endometriosis)は挙児を望む不妊患者に合併することが多いので,この場合は根治手術(子宮剔除)を行うことができず保存手術が要求される。しかしながら子宮内膜症は卵巣機能に依存するから保存手術後も遺残病変は徐々に進行する。そしてこれが高度になるとfrozen pelvisを呈しもはや挙児の希望は消失する(Recurrent Endometriosis)。したがつてこの再発の予防あるいは再発の時期を遅らせる努力はぜひ必要である。
 この目的のために私はノアルテン (Norethindrone 5mg)を子宮内膜症の保存手術後療法に用いすでに効果を認めている4)。今回はノアルテンD (Norethindrone 5mg+mestranol 0.05mg)による後療法の成績を述べるが,ノアルテンよりもpseudopregnancyを作ることが容易である利点があつた。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

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69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

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今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

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