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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科26巻3号

1972年03月発行

研究

Norethisterone acetate微量持続投与による経口避妊法

著者: 本多啓1 阿部穰1

所属機関: 1新潟大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.255 - P.260

文献概要

緒 言
 ステロイドホルモンによる経口避妊法の作用機序は,視床下部—下垂体前葉—卵巣系を介する排卵の抑制がその主体であるとの観点からPincusら1)によるcombi—nation methodや,Goldzieher2,3)にょるsequentialmethodが現在広く普及し,ステロイド経口避妊法の主体をなしているが,近年微量の単味gestagenを持続的に経口投与し,いわゆる卵巣外作用により,排卵を抑制することなしに避妊の効果をあげうるとの報告がみられる4〜8)
 われわれも合成gestagen剤norethisterone acetateの微量持続投与による避妊効果の臨床的検討を行なつたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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