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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科26巻5号

1972年05月発行

文献概要

特集 婦人科の救急対策

救急処置を要する婦人科感染症

著者: 高田道夫1

所属機関: 1順天堂大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.405 - P.412

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はじめに
 性器,泌尿器の感染症が何らかの理由により処置されることなく放置されたり,適切な治療が行なわれなかつた場合には感染巣の拡大に伴い一歩一歩,不幸な転帰を辿るであろうし,さらに敗血症,細菌性ショック,急性腎髄質壊死,腎機能不全などを突発すれば直ちに死に直面することになる。
 感染症の救急処置は,1つには死に至る経過を辿りはじめる以前にその道を遮断することを目的とし,もう1つには直接生命の危機にさらされている病態から患者を脱却させるために行なわれる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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