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研究
リンパ節穿刺による骨盤内Lymphography
著者: 中村隆一1
所属機関: 1三重県立大学医学部産婦人科学教室
ページ範囲:P.533 - P.543
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リンパ系をレ線学的に研究したいとの要求は種々の困難からその進歩がおくれていたが,Kinmonth J.B.1)以来直接リンパ管造影法の手技が広く用いられて飛躍的な発展を示してきた。
それまで多くの苦心によつて研究された間接法はついに所期の目的を達することができなかつたが,リンパ節穿刺によるリンパ系造影法もリンパ管の走行が不明瞭であり,穿刺すべきリンパ節が病的に巨大となつたものが対象とされることが多く,リンパ管直接注入法と同じ直接造影法であるにもかかわらず広く用いられていない。
リンパ系をレ線学的に研究したいとの要求は種々の困難からその進歩がおくれていたが,Kinmonth J.B.1)以来直接リンパ管造影法の手技が広く用いられて飛躍的な発展を示してきた。
それまで多くの苦心によつて研究された間接法はついに所期の目的を達することができなかつたが,リンパ節穿刺によるリンパ系造影法もリンパ管の走行が不明瞭であり,穿刺すべきリンパ節が病的に巨大となつたものが対象とされることが多く,リンパ管直接注入法と同じ直接造影法であるにもかかわらず広く用いられていない。
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