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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科26巻7号

1972年07月発行

薬の臨床

Pregnosticon All-in Testによる妊娠定量反応の検討—主として胞状奇胎術後管理への応用について

著者: 稲冨道治1

所属機関: 1関東逓信病院産婦人科

ページ範囲:P.643 - P.646

文献概要

序言
 血清学的原理を応用して,妊娠反応を行なう,いわゆる血清学的妊娠反応は今日広く普及しており,定性反応のみならず,定量反応にも実用的な価値が認められている。
 Pregnosticon All-in Testは,抗血清,感作赤血球と緩衝液が凍結乾燥の状態で1つの容器に収められており,被検尿と蒸溜水を直接容器中に滴下,振盪するだけで反応を行なうことができる。したがつて,従来のPre—gnosticonや多くの間接型妊娠反応試薬のように,別個に調整された抗血清,感作赤血球や緩衝液を操作する必要がないので,操作が著しく簡略である。感度は1.5Iu/mlである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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