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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科26巻9号

1972年09月発行

特集 婦人科放射線療法

放射線治療の副作用とその対策

著者: 山下久雄1 吉岡達夫1 田中幸房1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部放射線医学教室

ページ範囲:P.765 - P.771

文献概要

はしがき
 放射線治療を行なう場合に副作用のないようにすることが理想的で,特に良性疾患の治療に当つては,絶対に副作用を起こさないようにすることが大切である。悪性腫瘍の放射線療法は,その目的を達成するために相当の大線量を照射する必要があるので,どうしてもある程度の副作用の招来は覚悟せねばならない。
 放射線治療の際に発生する副作用には,全身的のものと,局所的のものとがあり,それにまた急性,亜急性,慢性の別がある。すなわち,非常に多岐にわたるが,そのおのおのについて記述し,それらの副作用に対する対策や治療方法についても論及しよう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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