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特集 産婦人科における機能性疾患
不妊
著者: 広井正彦1 高橋威1
所属機関: 1新潟大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.37 - P.44
文献購入ページに移動 ここ数年来,生殖生理学の研究の進歩には著しいものがある。とくに妊娠の自動的調節のための経口避妊薬や子宮内避妊器具の開発はすさまじい。これに反し不妊症に対する対策も検討され,近年各種の排卵誘発剤が相ついで出現し,1971年SchallyらのLH-RHの合成によりその頂点に達したといえる。
このように避妊法と不妊症の対策が大きな社会問題となり,産婦人科医の日常しばしば遭遇する問題となつてきている。とくに不妊症の場合には,当該者にとつて実に切実な問題であるが,現在なお不明な分野も多くその治療が充分に行なわれていない現状である。
このように避妊法と不妊症の対策が大きな社会問題となり,産婦人科医の日常しばしば遭遇する問題となつてきている。とくに不妊症の場合には,当該者にとつて実に切実な問題であるが,現在なお不明な分野も多くその治療が充分に行なわれていない現状である。
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