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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科27巻10号

1973年10月発行

特集 産婦人科プリンシプル

婦人科編

絨毛性腫瘍の成因—疫学的立場から

著者: 川島吉良1 可世木成明1 浅井保正1

所属機関: 1名古屋大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.827 - P.832

文献概要

 人癌の発生原因が精力的に究明される中で絨毛性腫瘍は妊娠絨毛に由来し,東南アジアに多発し,化学療法剤に感受性が高い腫瘍の故に成因論的にアプローチしやすく,人癌解明の緒にも連なるものとして懸命に追究されている。研究の主流は疫学的,免疫学的,ビールス学的,染色体学的ならびに動物実験学的立場におかれているが,その全貌を詳述することは至難の業である。したがつてここでは疫学的立場から絨毛性腫瘍発生の背景を映出してみたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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