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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科27巻11号

1973年11月発行

文献概要

特集 症状からつかむ私の治療指針 婦人科

若年性性器出血

著者: 橋口精範1

所属機関: 1東京医歯大産婦人科

ページ範囲:P.895 - P.896

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I.考えられる疾患
 婦人において性器からの出血は,一生を通じて,かなりの長期間の範囲にみられるものである。このうち若年者についてみられるものとしては次のようなものがあげられる。
 卵巣機能不全によるもの 若年者,とくに初潮がみられてまもない頃は,月経周期も不順であり,数ヵ月に1回とか,逆に月に2回以上出血がみられることがある。これらは月経異常ともみられ,前者は稀発月経,後者は頻発月経とよばれるところである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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