文献詳細
文献概要
特集 症状からつかむ私の治療指針 婦人科
若年性性器出血
著者: 橋口精範1
所属機関: 1東京医歯大産婦人科
ページ範囲:P.895 - P.896
文献購入ページに移動I.考えられる疾患
婦人において性器からの出血は,一生を通じて,かなりの長期間の範囲にみられるものである。このうち若年者についてみられるものとしては次のようなものがあげられる。
卵巣機能不全によるもの 若年者,とくに初潮がみられてまもない頃は,月経周期も不順であり,数ヵ月に1回とか,逆に月に2回以上出血がみられることがある。これらは月経異常ともみられ,前者は稀発月経,後者は頻発月経とよばれるところである。
婦人において性器からの出血は,一生を通じて,かなりの長期間の範囲にみられるものである。このうち若年者についてみられるものとしては次のようなものがあげられる。
卵巣機能不全によるもの 若年者,とくに初潮がみられてまもない頃は,月経周期も不順であり,数ヵ月に1回とか,逆に月に2回以上出血がみられることがある。これらは月経異常ともみられ,前者は稀発月経,後者は頻発月経とよばれるところである。
掲載誌情報