icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科27巻11号

1973年11月発行

特集 症状からつかむ私の治療指針

婦人科

腹部膨満

著者: 寺島芳輝1

所属機関: 1慈恵医大産婦人科

ページ範囲:P.924 - P.926

文献概要

 腹部膨満あるいは膨満感(abdominal distention,Spannungs gefühl des Bauches)とは"おなかがはる"という患者の訴えを症候学的に形容したものであり,一般には腹部が異常に増大している状態を指しているので,他覚的な表現として腹部膨大または膨隆Bauch—auftreibungともいわれる。
 したがつて,産婦人科疾患のみならず,内科,外科疾患も当然含まれ,さらには日常食後によく経験する軽い訴えなどは必ずしも病的とはいえず,非常に広い範囲の疾患まで包括されているといえる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら