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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科27巻11号

1973年11月発行

特集 症状からつかむ私の治療指針

産科

分娩時の異常出血

著者: 真木正博1

所属機関: 1弘前大産婦人科

ページ範囲:P.964 - P.965

文献概要

 分娩時の異常出血には妊娠末期から分娩時にかけての出血,例えば前置胎盤,常位胎盤早期剥離,子宮破裂などもあれば,分娩時出血が産褥期に持ちこすこともある。したがつて,妊娠後期の出血と産褥後期との出血は画然と分けるわけにはいかない。
 編集上の方針から察するところでは,筆者の分担は弛緩出血,産道損傷による出血,胎盤の剥離異常による出血,凝固障害による出血などと考えて,これらについて述べることにしたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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