icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科27巻11号

1973年11月発行

特集 症状からつかむ私の治療指針

新生児

新生児チアノーゼ

著者: 安達寿夫1

所属機関: 1東北大産婦人科

ページ範囲:P.990 - P.992

文献概要

I.チアノーゼを主症状とする新生児疾患
 出生直後の新生児が子宮外生活に適応するための第一歩は,今まで胎盤臍帯を通じて母体から与えられていた酸素を新生児自身の肺呼吸から得て,大動脈を経て全身に供給することである。したがつて呼吸運動(主として呼吸中枢),肺胞におけるガス交換(肺機能),心臓大血管(循環)の3点の異常が,チアノーゼを呈する新生児に直面したときまず第1に考えるべきポイントである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら