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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科27巻11号

1973年11月発行

特集 症状からつかむ私の治療指針

新生児

新生児の嘔吐

著者: 村田文也1

所属機関: 1東京都立母子保健院

ページ範囲:P.993 - P.996

文献概要

I.考えられる疾患
 新生児期に嘔吐を呈する疾患は,表3のごとく多種類ある。
 まず,緊急手術を要する疾患か否かを考える(先天性腸閉鎖,腹膜炎,腸重積など)。次いで,内科的疾患の中でも重症のもの,すなわら,髄膜炎,頭蓋内出血,胃腸炎,などであるか否かを考える。新生児の嘔吐の原因として最も頻度が高いのは初期嘔吐(予後良好)であるが,II.で記す鑑別診断が大切である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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