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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科27巻12号

1973年12月発行

雑誌目次

特集 腫瘍と免疫

MITよりみた腫瘍における細胞性免疫

著者: 見常多喜子 ,   鈴木健治 ,   田村昭蔵

ページ範囲:P.1017 - P.1020

I.細胞性免疫とMIT
 最近,細胞性免疫という言葉は日常的なものになりつつあるが,その本態に関して,いまだ不明の点が多く,これを厳密に定義づけることは困難である。一般的には,細胞自体が免疫反応の主役を演ずる,すなわち,免疫反応が細胞自身(小リンパ球といわれている)によつて行なわれ,抗体を血清中に証明することが困難な現象を細胞性免疫と定義し,実際上,細胞の抗体様の働きを検出して細胞性抗体の存在を推定しているわけである。これに属するものとして,遅延型アレルギー反応,同種移植免疫,ある種の感染症,腫瘍免疫などがあげられる(表11)を参照)。次に,この細胞性抗体の検出法をin vivo, in vitroにわけてそれぞれの方法を列挙すると表2のごとくである。従来より,in vivoの方法としては遅延型皮内反応,感作リンパ球様細胞によるアレルギー受身伝達法が最も良く用いられてきたが,アレルギー反応の発現機構を明らかにする上で,in vitroの検出法が検討されてきた。マクロファージ遊走阻止試験(Macrophage Migration Inhibition Test-MIT)は,in vitroにおける検出法の一つで,George &Vaughan2)により遅延型アレルギー反応をin vitroで調べるために開発されたものであり,細胞性免疫を良く反映するといわれている。

子宮頸癌の間質反応について

著者: 岩田正晴 ,   伊村公男 ,   石井博基 ,   金子貴子 ,   西浦天宜 ,   大村峰夫

ページ範囲:P.1021 - P.1024

 "腫瘍と免疫"というテーマであるが,現在人癌の免疫を形態学的立場から証明しうる所見は見出されておらず,きわめて判然としていない問題であると思われる。
 しかし実験腫瘍の上では多少の推論が得られているようで3,4,7〜10),この免疫機構の関与を病理組織学的な立場から観察するには,間質反応ということが最も注目されているのではないかと思われる。

悪性腫瘍患者の遷延免疫反応とその亢進

著者: 大川公康

ページ範囲:P.1025 - P.1030

 がんは生体のG-V—H反応によつて破壊されると考えられる。これにはリンパ球が主役をなしていることが漸次明かになつてきた。しかし未だ不明な部分が多い。なぜがんは個体の中で生長し,大きくなり宿主を破壊するのであろうか,試験管内実験では,がん細胞は免疫細胞(リンパ球)によつて破壊されるが生体の中では生長しつづけて宿主を破壊する。この理由の1つにがん細胞を破壊するリンパ球(免疫細胞)が少なすぎるからであろうか。生体の中ではリンパ球がなんらかの影響によつてがん細胞を破壊する能力が下つたためかまたは腫瘍細胞よりリンパ球の抑制物質が発生するのか,リンパ球そのものの機能低下がおこるか,この中のいずれかが同時に生ずるのかもしれない。またマクロファージの機能が低下するためか,また腫瘍細胞はblocking factorを有してこれを放出するのでこれによつてリンパ球の機能が低下するとも考えられている。
 がんの原因,診断法,治療法の研究は広範囲に行なわれているが未解決の問題が多く,治療法も確立されていない。早期発見,早期治療が叫ばれているがすべての例に可能なわけではない。生体はがん細胞に対してなんらの反応も示さないであろうか,手術後がん細胞が1つでも残存すると再発するであろうか,また一方がんの自然治癒や,進行がんの治療後再発がない例がある。

絨毛性腫瘍とHL-A

著者: 萩野陽一郎 ,   川名尚 ,   菅生元康

ページ範囲:P.1031 - P.1035

 移植免疫(transplantation immunity)という観点から絨毛性腫瘍を考察すると,trophoblastは宿主である患者にとつて同種移植片(allograft)であると考えられる。移植免疫においては,移植片と宿主との組織適合性抗原(HistocompatibilityAntigen,移植抗原と同義語)が適合していれば移植片は生着(take)し,不適合であれば移植片は拒絶(reject)される。拒絶現象の強弱はMajorHistocompatibility Antigenに支配される。ヒトのMajor Histocompatibility Antigenとしては, ①ABO式赤血球型抗原 ②HL-A系の2つが考えられている。trophoblastの有する抗原としては, ①父親由来の組織適合性抗原 (Paternal Histocompatibility Antigens) ②母親由来の組織適合性抗原 (Maternal Histocompatibility Antigens)がある。自然の驚異的な移植成功例といわれる妊娠現象から発展した絨毛性腫瘍に対して,移植免疫の原則が単純に当てはまるわけではないが,trophoblastと宿主との間の組織適合性(Histocom—patibility)は,絨毛性腫瘍の発症と予後に対して重要な鍵を握つていると考えられる1)

絨腫転移治療における免疫学的配慮

著者: 相馬広明 ,   豊田泰 ,   清川尚 ,   近田利啓 ,   宮下忠雄 ,   赤枝恒雄 ,   所和夫

ページ範囲:P.1037 - P.1043

I.絨腫の免疫学的特徴
 絨毛性腫瘍には通常の癌とは違つた宿主一腫瘍間の免疫学的相互関係がある。すなわち正常妊娠では母体においては,母親と異質である抗原を父親から承け継いでいる胎児を子宮内に含有しているにもかかわらず,これを排除したり,傷害を加えたりするというような免疫学的機作が行なわれないことや,さらにその胎児性抗原をもつtrophoblast細胞の母体組織内への侵入増殖を来す絨腫の場合にも,これまて免疫学的反応がほとんど行なわれないという奇異な現象があつたり,それなのに一方では稀ではあるが自然退縮例も報告されている。元来trophoblastには抗原性がきわめて弱いか,欠けているという実験的根拠があり1,2),またそのためかtrophoblastに組織適合性抗原(HL-A)を証明することが難しいとされている。

ハプテン・キャリヤー蛋白の免疫動物における遅延型反応の特異性

著者: 木村義民 ,   横室公三 ,   馬渕綾子

ページ範囲:P.1044 - P.1046

 腫瘍を持つた個体の免疫応答は,細胞性抗体あるいは液性抗体をとわず,健常な個体と時に著しく異なつた免疫応答を示すことから,担癌生体の免疫応答に関する研究は少なくない。液性抗体産生については,ヒツジ赤血球や血清アルブミンのような胸腺依存性の高い抗原は胸腺由来の細胞(T—細胞)と骨髄由来の細胞(B—細胞)の協同作用が必要であり,サルモネラの鞭毛抗原やポリビニルピロリドンのように胸腺依存性の低い抗原はB—細胞のみで充分抗体産生が可能なことが知られている。ハプテンにキャリヤー蛋白を結合せしめたハプテン・キャリヤー抗原ではキャリヤー蛋白上のある部分はT—細胞(ヘルパー細胞),ハプテン部分はB—細胞に働くことによつて抗ハプテン抗体が産生される。ツベルクリン反応や移植免疫の主役をなす遅延型反応は細胞性抗体によるものであり,その機能を担当するものはT—細胞によるとされている。

カラーグラフ 臨床家のための病理学・21

子宮疾患・XII

著者: 滝一郎

ページ範囲:P.1014 - P.1015

 子宮内膜にはポリプが発生する。ポリプ様の筋腫,子宮内膜増殖,内膜癌とことなり,正常の内膜に近い構造を有している。大小さまざまで,また茎の長短,太細にも差があり,時には頸管内,あるいは腟内に出現する。ポリプの内膜は,一般の内膜と同様な周期性変化をするものと,しないものとに分類されている。後者が多く,増殖期像に似た形態を維持しているのが通例である。時には腺腫様構造をとり,内膜腺癌とまぎらわしいこともあるので注意を要する。ポリプが悪化することは少いとされている。茎の細長なものでは,血行障害により,うつ血,出血,浮腫,腺上皮の変性,間質の細胞浸潤などが生じ易い。

今月の産婦人科

新生児肺硝子様膜症の臨床

著者: 貝原学

ページ範囲:P.1047 - P.1053

 肺硝子様膜症(Hyaline membrane disease,以後HMDと略す)は特発性呼吸障害症候群(Idiopathicrespiratory distress syndrome,以後IRDSと略す)とも呼ばれている疾患である。未熟児に好発し,病理学的に肺内の好エオジン性ガラス様物質沈着を特徴とする,古くから知られている疾患である。本症のために毎年,新生児1,000人当り約5人が死亡するといわれている1)。本症の本態について,かなり解明されてきたとはいえ,現在のところ予防法および治療法について確立されたものがない。
 本症に罹患した児の予後は,生後2〜3日以内で決定されるため,とくに産婦人科医にとつて重要な疾患である。従来,本症については主として小児科や病理学領域で関心がもたれ,研究が進められてきたのであるが,本症を根本的に解決するためには,われわれ産婦人科医の積極的な参加が必要とされている。筆者は,本症の基礎(本誌27巻10号)にひきつづき臨床面について,最近報告された文献を中心に総説を試みた。

解説講座

腫瘍の超音波診断

著者: 小林充尚

ページ範囲:P.1055 - P.1060

 産婦人科領域における腫瘍のうち,その頻度および臨床的重要性より見て,子宮および卵巣由来の腫瘍が2大ウエイトを占めるであろう。本稿では,主として,この2つのカテゴリーの超音波診断について述べてみたい。

研究

妊娠と超音波断層法—特に月数に比して異常に大きい妊娠子宮について

著者: 関場香 ,   小林純郎 ,   宇埜昭

ページ範囲:P.1065 - P.1069

 妊婦の診察に際し,非妊娠時の状態を全く知らずに,妊娠初期を始めて診察する機会は多い。その妊娠子宮の大きさが最終月経から計算して妊娠月数に一致すれば問題はないが,一致しない場合,特に異常に大きい時は,いろいろの疾患を想定して鑑別しなければならない。しかし,その鑑別は必ずしも容易ではなく,妊娠初期という特殊事情,流産を起こしやすく,無分別な処置により奇形の発生が恐れられる時期の妊婦に対し,これらを避けながら鑑別することは不可能なことも稀ではない。このような症例に対し,妊婦や家族の希望,児の数などを参考にしながら,次の3つのうちいずれかがとられてきた。すなわち異常妊娠として妊娠中絶を行ない,妊娠そのものが異常であつたか否かをみると同時に,非妊娠時の状態で子宮ならびに附属器の異常の有無を検討し,改めて妊娠を待つか,中絶を行なわずにそのまま経過を観察するか,胞状奇胎が疑われるものには尿中ゴナドトロピンの定量とドップラー法による児心音の聴取を繰返し行なうなどである。

抗体感作血球凝集反応系による尿中HCGおよびLH測定法

著者: 三宅侃 ,   谷沢修 ,   角田真紀子 ,   衣笠隆之 ,   南川淳之祐 ,   正田常雄 ,   山地建二 ,   青野敏博 ,   倉智敬一

ページ範囲:P.1071 - P.1076

 絨毛性gonadotropin (HCG)の定量的測定は流産の予後判定や胞状奇胎・悪性絨毛上皮腫の経過観察などの際に臨床上重要な意義を有している。
 さてHCGの測定が生物学的測定法(bioassay)により行なわれていた1930〜1960年にはその手技の繁雑さから充分な定量測定の臨床応用はほとんど不可能であつたが,1960年Wideら1), Brodyら2)により免疫学的測定法(immunoassay)が導入されて以来,その実施はきわめて容易となり産婦人科診療上不可欠の検査法の一つとなつてきた。しかしながら従来のHCG感作ヒツジ赤血球凝集阻止反応系(HAIR)によるHCG測定法は測定感度の点では約1,000IU/Lが限界であり,さらに低濃度のHCG測定を必要とする胞状奇胎流産後の管理などに際しては,isotopeを使用するradioimmunoassay(RIA)によらざるを得なかつた。したがつて一般の臨床病院施設においては,アイソトープを使用せずに簡単に実施できるような低単位HCG測定法の開発が切に望まれていた。今回こうした点を目的とした新しい抗HCG抗体感作血球凝集反応系(HAR)試薬HIGO—NAVISが開発されたので,その感度,特異性,臨床応用などについて検討し若干の成績を得たので報告する。

臨床メモ

てんかん婦人の奇形児出生率

著者: 竹内久弥

ページ範囲:P.1069 - P.1069

 最近てんかん婦人の奇形児出生が注目されだした。これは取りもなおさずてんかん婦人が常用する抗痙攣剤による先天異常発生が疑われるからに他ならない。事実これまでの報告を見ると,South (Lancet 2,1154, 1972)によれば抗痙攣剤服用婦人から生れた計677例の児から34例(5.0%)の奇形児が発生し,とくに兎唇と口蓋裂の頻度が1.9%と高い結果が得られている。
 この種の報告では最新のLowe(Lancet 1, 9, 1973)の報告では以下のようである。英国ウェールズのカーディフ市で1965年から71年までの7年間に生れた児は31,877例あり,そのうちてんかんの既往のある婦人から245例の児が出生した。245例中妊娠4ヵ月まで抗痙攣剤を服用し続けていたものは134例,薬剤の投与を受けなかつたもの111例である。

症例

妊娠に合併せるSLEの1例

著者: 田口良雄 ,   山田雅人 ,   桜井皓一郎

ページ範囲:P.1079 - P.1083

 妊娠と全身性エリテマトーデス(以下SLEと略)との合併については,近年,産科,内科の両面より次第に関心が寄せられるようになり,興味ある症例が相ついで報告されている。現在までの症例の多くは,予後良好例であるが,われわれは今回重篤なSLEに妊娠の合併をみ,母児ともに不幸な転帰をとつた1症例を経験したので,これの概要につき報告する。

薬の臨床

切迫流早産に対する高単位HCGの臨床効果に関する検討

著者: 井庭信幸 ,   佐藤宗保 ,   北尾学

ページ範囲:P.1087 - P.1090

 胎児が生育可能以前にその妊卵が子宮外に排出される場合を流産というが妊娠第16週までの妊娠中絶を狭義の流産,第17〜28週までの妊娠中絶を未熟産と分類されているが,妊娠28週(7ヵ月)末以前の中絶を広義の流産ともいう。生後胎児は生存不能である,また,妊娠第29週(8ヵ月)〜第38週(10ヵ月半)までの中絶を早産といい,胎児は未熟児で,適当な哺育看護により子宮外生存は可能である。
 わが国における流産の頻度3,5,10)は,医学の進歩に伴ない,ここ数年間に従来の約半数に減少したといえ,今なお,全妊娠数の7.5〜10%を占めている。ことに胎盤完成前の妊娠2〜3ヵ月の間に多く,この間における早期の流産が総流産の55〜75%を占めている。また,一般に経産婦,高年者に多く,なお,同一人が流産を反復する場合が多いといわれている。つぎに早産では,全分娩の5〜10%3,10)で,新生児死亡の最も大きな原因をなしている。

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「臨床婦人科産科」 第27巻 総目次

ページ範囲:P. - P.

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

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今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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