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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科27巻2号

1973年02月発行

文献概要

実験検査法講座

血液—処理とその保存

著者: 三輪史朗1

所属機関: 1山口大学医学部第3内科

ページ範囲:P.141 - P.144

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 最近の診療上における臨床検査の重要性についてはいまさらいうまでもない。臨床検査では患者の肉体的負担をなるべくかけないで,できるだけ迅速にかつ正確な値を主治医に報告することが要求される。検体(試料)としては尿,大便,血液,胃液,十二指腸液,脳脊髄液,唾液,骨髄穿刺液,さらには生検によつて得られる諸組織などがあるが,ここでは血液について論ずることとする。同じ血液を試料とする検査にしても,血液学的検査,生化学検査,血清検査,細菌倹査など種種あるので,そのおのおのの場合についての検体処理,保存液についてふれるが,筆者の専門の関係でその比重がいきおい血液学的検査にかたよることになるがご寛容願いたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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