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巻頭論文
これからの家族計画のあり方
著者: 我妻堯1
所属機関: 1東京大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.185 - P.195
文献購入ページに移動I.はじめに
これからの家族計画のあり方について考える場合には,それが従来はどのようにとり扱われてきたか,すなわち過去に対する反省と,今後,家族計画に関連する問題としては何が最も重要であるか,の2つの点について論じねばならない。
今後の家族計画と密接に関連するものとしては人口問題と母子保健の問題をあげることができるであろう。また家族計画を実行していくためには,その手段としての受胎調節法が必要であるが,今後はどのような方法が用いられ,どの方向に改良,研究がすすめられるべきかが問題になるであろう。
これからの家族計画のあり方について考える場合には,それが従来はどのようにとり扱われてきたか,すなわち過去に対する反省と,今後,家族計画に関連する問題としては何が最も重要であるか,の2つの点について論じねばならない。
今後の家族計画と密接に関連するものとしては人口問題と母子保健の問題をあげることができるであろう。また家族計画を実行していくためには,その手段としての受胎調節法が必要であるが,今後はどのような方法が用いられ,どの方向に改良,研究がすすめられるべきかが問題になるであろう。
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