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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科27巻3号

1973年03月発行

薬の臨床

Ovostat-Eの機能性子宮出血および月経困難症に対する効果

著者: 大塚晴久12 長岡成郎1 亀井卓1

所属機関: 1東京都立府中病院産婦人科 2東京医科歯科大学

ページ範囲:P.257 - P.263

文献概要

 性器出血は日常診療において,もつともひんぱんに経験する重要な疾患(症状)の1つである。この内,器質的原因によらない,いわゆる機能性子宮出血(以下FUBと略〉はその内でももつとも多いものの1つである。
 FUBの定義に関する検討はこの論文の目的ではないので,ここでは五十嵐の定義「機能性子宮出血とは子宮体内膜からの出血の中,月経と器質性出血(妊娠,炎症,腫瘍,外傷)を除外しえた時,始めて診断される」にしたがつた。もちろん,五十嵐もいつているように,過長月経(8日以上)は本来の月経とは区別し,FUBの一型とした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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