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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科27巻4号

1973年04月発行

文献概要

薬の臨床

月経周期異常ならびに機能性子宮出血に対するOvostat-Eの使用成績

著者: 木村好秀1

所属機関: 1市立岡谷病院産婦人科

ページ範囲:P.351 - P.361

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 1938年Inhoffenらによりethisteroneが合成されて以来,多数の合成gestagenが次々と登場し,今日progesteroneに代つて広く臨床に応用されているが,最近ではステロイド含量が少量で臨床効果が優れている製剤が開発され,その有効性が明らかにされている。
 既にわれわれはlynestrenol 1.0mgとmestranol 0.1mgの混合製剤であるOvostat錠を主として排卵抑制効果について検討し,安全で確実な混合製剤であることを確認した。今日世界的な傾向としてgestagenや卵胞ホルモンの含有量を減らし臨床効果の得られる必要最小量の検討がなされている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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