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今日の産婦人科
癌細胞診断の自動化の諸問題
著者: 西谷巌1 菊地徳博1 山崎知文1
所属機関: 1北海道大学医学部産婦人科学教室
ページ範囲:P.517 - P.525
文献購入ページに移動西ドイツ全域にわたる子宮癌検診の制度化は,世界各国の注目を集めているが,Soost2)は,1971年7月に制度が発足してから12月までの6ヵ月間に1,617,257人の検診が行なわれ,対象総数1,900万人にたいし8.5%であつたと述べている。このように子宮癌細胞診は,これまでの価値に関するDiscussionやSurvcyから,癌制圧の有効な手段として認められ,これによつていかに検診数の増加をもたらすかという段階にきている。
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