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実験検査法講座
細菌—検査材料の採取と取り扱い方
著者: 清水喜八郎1
所属機関: 1東京大学医学部中央検査部
ページ範囲:P.535 - P.537
文献購入ページに移動 日常診療において臨床検査のしめる位置はきわめて重要である。そのなかで,臨床細菌検査は,変貌しつつある感染症を把握し,その治療に結びつける役割が求められている。
さらに検査の結果がそのまま診断名になりうるがゆえに,細菌検査に対する理解と結果の正しい判断がきわめて重大な意義をもつことになつてくる。たしかに細菌感染による死亡率は減少してきていることは,死因統計成績の変化をみてもわかる(表1)。
さらに検査の結果がそのまま診断名になりうるがゆえに,細菌検査に対する理解と結果の正しい判断がきわめて重大な意義をもつことになつてくる。たしかに細菌感染による死亡率は減少してきていることは,死因統計成績の変化をみてもわかる(表1)。
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