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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科27巻7号

1973年07月発行

特集 プロスタグランディン

プロスタグランディンと産婦人科

著者: 澤崎千秋1

所属機関: 1日本大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.559 - P.562

文献概要

 プロスタグランディンはBergström一派によつて1960年にヒツジ精嚢腺から純粋分離され,不飽和脂肪酸であるprostanoic acidを基本構造としていることが明らかにされ,ついで数多くの類縁体の存在が認められるに至り、それらは総括してprostaglandins (PGs)とよばれている。
 しかしPGsに関する潜在的研究は,遙かこれより以前から行なわれており,すでに1913年にBattez & Bouletは前立腺分泌液に血圧降下作用があることを認め,1930年にはKurzrok&Liebがヒト精液に子宮筋の収縮および弛緩作用があることを報じている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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