icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科27巻7号

1973年07月発行

研究

子宮頸癌患者に対する特殊尿路撮影法について

著者: 後藤史郎12 八条誠路2 山下幸紀1 松田正二1

所属機関: 1北海道大学産婦人科学教室 2市立札幌病院産婦人科

ページ範囲:P.597 - P.604

文献概要

いとぐち
 子宮頸癌が,疾患の進行により,あるいは治療により,尿路に及ぼす影響の大きいことは周知のところである。これらの,尿路の形態的機能的所見をうるために,尿路造影,内視鏡,RIの応用,生化学的腎機能検査など多くの険査法が試みられ,これらの総合所見が頸癌の診療に役立てられている。
 われわれは,このうち特に尿路撮影法について,これまで報告されているいくつかの方法を比較検討するとともに,われわれ自身の考案した頸癌の診療に必要な特殊撮影法を紹介し,他の検査法の所見とも比較して,その意義についてのべてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら