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特集 胎児死亡
薬物および放射線と胎児死亡
著者: 藤原篤1
所属機関: 1広島大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.53 - P.56
文献購入ページに移動 最近では胎児障害に関する一般の関心はきわめて高くなり,特に妊娠中における薬物や放射線の影響については患者自身の方が神経質になり過ぎている傾向もあり,医師側にもかなりの誤解もあるようである。
今回,与えられたテーマは,「薬物ならびに放射線と"胎児死亡"」ということであるが,現在,日常診療に用いられている薬物や放射線によつて,直接これが胎児死亡の原因につながることはまずあり得ないし,またあつてはならないことである。しかし,種々な程度の胎児障害の可能性については重要な課題であり,ここでは「薬物や放射線による胎児障害」の問題について多少解説してみたいと思う。
今回,与えられたテーマは,「薬物ならびに放射線と"胎児死亡"」ということであるが,現在,日常診療に用いられている薬物や放射線によつて,直接これが胎児死亡の原因につながることはまずあり得ないし,またあつてはならないことである。しかし,種々な程度の胎児障害の可能性については重要な課題であり,ここでは「薬物や放射線による胎児障害」の問題について多少解説してみたいと思う。
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