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臨婦産相談室
著者: 岩井正二1 大森清一2 古谷博3 小畑英介4 上好裕也4
所属機関: 1信州大学 2東京警察病院 3順天堂大 4浜田病院
ページ範囲:P.70 - P.74
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子宮頸癌に対して行なわれる広汎性子宮全摘除術の術式はほぼ確立されたとみてよいと思います。しかしそのRadikalitaetから,尿路系に尿路感染,尿管瘻,排尿障害(いわゆる膀胱麻痺)などの副障害の発生を伴います。これらの副障害は,嘗ては根治手術に伴う避けることのできない副障害として半ばあきらめがちでありましたが,最近ではこれが対策として積極的な研究も行なわれるようになつてきました。
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