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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科28巻1号

1974年01月発行

文献概要

症例

新生児虫垂炎の1症例

著者: 池ノ上克1 外西寿彦1 土持昭男2 愛甲隆俊3

所属機関: 1鹿児島市立病院産婦人科 2鹿児島市立病院外科 3鹿児島市立病院脳神経外科

ページ範囲:P.77 - P.80

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 外科領域において成人の虫垂炎は最も頻度の高い疾患の一つであり,最近では抗生物質の登場や早期手術で死亡率も少なくなつている。しかし乳児,ことに新生児期の虫垂炎は,頻度はきわめて少く,幸い発見しえても以然として高い死亡率のままである。
 Fields1)らによれば小児虫垂炎5354例中生後1ヵ月以内の虫垂炎は1例のみで,また駿河ら2)の1969〜1970年間の2年間の15歳以下の虫垂炎86例中2歳以下の症例は報告されていない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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