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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科28巻1号

1974年01月発行

臨床メモ

妊娠中の子宮出血と胎児の予後

著者: 竹内久弥1

所属機関: 1順天堂大学産婦人科

ページ範囲:P.80 - P.80

文献概要

 妊娠中の子宮出血が歓迎されざる徴候であることは産科医ならずとも,最近では妊婦も良く承知している。しかし,その原因が明らかになるものはむしろ少なく,多くの場合は待期する以外に方法はない。
 South and Naldrett (J.Obst.&Gynaec.Brit.Cwlth.80,236,1973)はロンドンのセントトーマス病院で1969年と70年に妊娠28週以降に生れた単胎児7,824例について,その妊娠中の出血との関係を調査した.28週以前に出血のあつたものは16%で,出血の時期からみると13.2%が16週以前に,1.5%が16週から28週までの問に,1.0%が両方の期間に出血している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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