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人の性分化と胎児血中testosterone
著者: 広井正彦1
所属機関: 1山形大学産婦人科
ページ範囲:P.737 - P.737
文献購入ページに移動 人間の性分化については,染色体レベル,性腺レベル,外性器や中枢レベルなどいろいろの角度より論ぜられてきている。今日までの多くの動物実験によれば,胎児の精巣より分化されるandrogenが性分化に重要な役割を果していることがよく知られている事実である。
視床下部にある性中枢もこのan—drogen分泌により下垂体性gona—dotropin分泌が無周期性分泌になる,この臨界期は動物の種類により異り,ラットは生後まもなくであり,モルモットは妊娠中期といわれているが,人間では不明のことが多かつた。
視床下部にある性中枢もこのan—drogen分泌により下垂体性gona—dotropin分泌が無周期性分泌になる,この臨界期は動物の種類により異り,ラットは生後まもなくであり,モルモットは妊娠中期といわれているが,人間では不明のことが多かつた。
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