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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科28巻12号

1974年12月発行

文献概要

原著

臍帯血清中γ—GTP活性と児発育との関係

著者: 延谷寿三郎1 広沢豊彦1 田辺元彦1 西村博通1 鳥越正1

所属機関: 1山口大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.841 - P.844

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 γ—Glutamyl transpeptidase (γ—GTP)は,グルタミン酸のγ—カルボキシル基がN—末端に結合したγ—Glutamylpeptideを切るとともに,γ—グルタミル基をほかのペプタイド,アミノ酸に転移させる作用を有する酵素であり,Zygmunt Albertらによると人では腎に最も多く,ついで膵,肝,脾,小腸の順に分布し,特に肝では肝実質細胞のミクロソームや胆毛細管に局在するといわれている。
 肝胆道疾患でγ—GTP活性は高く,その特異性はGPT, GOT, alk.P.より非常に高いといわれている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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