icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科28巻2号

1974年02月発行

雑誌目次

特集 分娩管理

母体・児死亡の現状と問題点

著者: 唯正一

ページ範囲:P.103 - P.112

 医学の最近の著しい進歩は医療に細分化専門化の傾向をますます強く要求しており,一面また医学の進歩にこの事実が大きく貢献しており臨床医療の基礎となつているとも考えられよう。一方,最近の公害・薬害などから疫学・統計学が改めて社会的に重視されつつある。私ども臨床家は医療の対患者という個的特性から,ともすれば疫学・臨床統計などを軽視する風潮の存在することも否定できない。私どもの産科領域でも,施設であれ地域であれ国であれ,一集団の医療水準判定のもつとも重要なる尺度というべき母体死亡・周産期死亡率が正しく理解されていない惧れも少くない。
 筆者らは昭和38年来大阪府下における母体死亡実態調査を行ない,きわめて明白と考えられる妊産婦死亡の概念にも臨床的に数多くの疑問のあることを痛感してきた。筆者もまた疫学・統計学を充分理解している自信はなく,その説明には誤りのおそれも否定できないが,実地医家にとつて何となくとりつきにくい統計的事実を母体死亡・周産期死亡について考察しつつ,今回筆者が与えられた主題「母体児死亡の現状とその問題点」にこの面から以下いささか私見を加えて見たい。

妊婦ドックのあり方

著者: 一条元彦 ,   清水健雄

ページ範囲:P.113 - P.120

 母子衛生の関心度が時代の要請とともに高まりつつある今日,妊婦の母体合併症を,適切にスクリーニングするにはいかにすれば良いか……。この方式論の検討もまた社会医学的にきわめて重要な課題となつた。われわれは昭利44年以来種々の方式を以つて妊婦ドックを運営してきた。この妊婦ドックは目下のところ成人病ドックのごとき入院方式をとらず外来方式のみであるが,しかし将来は入院方式による妊婦ドックに発展させることも考慮している。現在しいて入院による妊婦ドックといえば予定日超過にさいして胎児胎盤機能を測定する場合と,先天異常判定・胎児成熟度判定にさいして羊水穿刺を施行する場合の入院検査がこれに該当する。また現在は内科に依頼しているが腎バイオプシーも入院せしめたのち検査を行なつている。本文では一応外来で行なう妊婦ドックに限つて記述を進め,経験の一端を参考に供したいと思う。

こんな時どう対処するか

遷延分娩のとりあつかい方

著者: 中嶋晃

ページ範囲:P.121 - P.123

 分娩が遷延したという場合,何時間以上を指すかということは報告者によつて著しい差がある。しかし大よそ20時間以上とするのが妥当のように思われる。これは分娩所要時間の分布曲線から判定されたものではなく,20時間以上となると母児の予後が悪化するということにもとづいて設定されたものである1)
 遷延分娩は器質的,機能的に種々の要因が組み合わさつておこることが多い。しかし一般的に主な原因と考えられるものは,1.微弱陣痛,2.軟産道強靱による子宮口開大不全,3.児頭骨盤不均衡,4.回旋異常,5.胎位胎勢異常などがあり,特に前2者が高率に発生する。そしてこの2者はしばしば合併していることがあり,単独に分離できないことが多い。以下それらの原因別に遷延分娩の取扱いに重点を置いて記述する。

分娩前後の異常出血とその処置

著者: 西田悦郎 ,   赤祖父一知

ページ範囲:P.125 - P.129

 わが国の産婦死亡率は欧米の2〜3倍,産婦の出血死は欧米の5〜10倍の多数にのぼるとされている。この彼我の差をちぢめることはできないのだろうか。今日のわが国の産科学における止血法,輸液の種類・技術,薬剤などの客観状況が欧米に比して5倍も10倍もちがうほど劣ることは絶対にない。
 その差は,早目に予防的処置を開始して,安全性を高めようとするか否かの考え方の差にあるように思われる。産科出血の場合,その予後を科学的に判定する的確な方法はない。にもかかわらずわが国ではとかく,安全性を多少犠牲にしても,最小の処置で最大の効果をねらおうとする傾向がなお強すぎるように思われる。この傾向は危険である。そのため患者は出血ショックや脱血死の臨界点近くまで追いやられることになる。

臍帯下垂・脱出とその処置

著者: 永井生司 ,   金城盛吉 ,   小林昇 ,   村口喜代

ページ範囲:P.131 - P.136

 産科緊急疾患には,突発的に発症するものが多い。臍帯下垂・脱出も,通常なんらその発症を予告する徴候をみせず,突如として高率に胎児の生命を奪う疾患と見做されている。すべての突発性疾患に共通していい得ることであるが,その本態を把握し,対処する手段を備えれば,本症といえども,相当程度に予後の改善も可能となるもの,といえよう。本症は,いわば,産科監視体制の上にその対処策が存在する疾患である。
 本論文では,臍帯下垂・脱出の本態を示し,その把握の上に立つて,本症に対処する方策を,著者らの所属する教室における臨床症例を加えて,検討したいと思う。

カラーグラフ 臨床家のための病理学・23

卵管の疾患・Ⅱ

著者: 滝一郎

ページ範囲:P.90 - P.91

 卵管の疾患のうち最も重要なものとして炎症性病変を前号て供覧した。今回は卵管妊娠について一考してみたい。子宮外妊娠の95%を占め,産科的要因による母体死亡率の2〜3%にあたる卵管妊娠は,依然として産婦人科臨床上の大きい対象である。その原因として抗生物質などにより姑息的に治療された骨盤炎pelvic inflammationが一役を演じていると考えられている。
 卵管妊娠は,①卵管間質部,②卵管峡部,③卵管膨大部,④卵管采部のいずれにでも発生するが,経験的には,④が最も多く,①が最も少い。妊娠成立の初期には,絨毛細胞が増殖してHCGを分泌し,妊娠黄体が発育してプロゲステロンの分泌も高まり,子宮体の増大,軟化,子宮内膜の脱落膜化など,正規の妊娠初期と同様な現象が起こるが,妊娠3ヵ月の終りまでに大部分が中絶する。

指標

性病の現況と未来

著者: 水間圭祐

ページ範囲:P.93 - P.102

 性病の病原微生物は衆知の通り,Treponemapallidum (スピロヘータ属)(以下TPと略)Neisseria gonorrhoeae (双球菌)(以下NGと略),Hemophilus ducreyi,およびMiyagawanella lym—phogranulomatosisと4種で形態的にも全く異るとともに,それぞれ特異的な性格をもつている微生物である。近年,感染症全体は,社会環境の変化,治療医学における種々な抗生物質の開発により,その様相が大きく変貌をとげてきたことは多くの報告に見られるとおりである。このように変化した生態圏の中での感染のメカニズムをより深く追求することと,それによつて人類の蒙る種々な影響を疫学的に研究することは今日なお大きな意義をもつものといわなければならない。
 性病が直接個人の生命に危険を及ぼす疾患ではなく,社会的疾患のために現在世界各国の性病対策は治療よりは予防に,医学よりは行政に重点がおかれている傾向が強い。一面それぞれの国により程度の差こそあれ,性病患者が背徳的行為者としてみられることは各国に共通しており,それが純医学的な立場からの治療,予防を困難にしている事実も無視できない点でもある。

臨床メモ

帝王切開後の分娩

著者: 橋口精範

ページ範囲:P.120 - P.120

 近年,抗生物質の出現,麻酔法の進歩や,種々の社会的な背景などにより,帝王切開の率が増加し,その後の分娩が再帝王切開となることもみられる。帝王切開には自らその適応というべきものがあるので,適応をえらび,その上での再帝王切開も止むをえないことと思う。
 帝王切開後の分娩を,自然分娩に導くことに遭遇することがあるが,ひとつの統計的な数字がここにあるのでながめることにする。

RDSに対する交換輸血療法

著者: 竹内久弥

ページ範囲:P.172 - P.172

 胎児血であれ成人血であれ,赤血球の持つ第一の機能は酸素の運搬にある。ところが,胎児赤血球と成人赤血球との間には相違があり,酸素との親和性を見ても前者が高い。ヘモグロビンの透析実験では胎児血も成人血も酸素親和能が等しいので,この差は別の因子によるものと考えられ,その因子の一つとして有機燐酸塩,ことに2,3—DPGが有力な存在と考えられるに至つた。すなわち,ヘモグロビンは酸素を末梢に運ぶだけでなく,そこで酸素を放出せねばならず,そのためには2,3—DPGの存在が必要となる。ところが胎児ヘモグロビンの2,3—DPGに対する親和性は成人のそれに比して低いこのことは母体ヘモグロビンに酸素供給源をあおいでいる子宮内環境では合理的でも,いつたん肺呼吸の開始された子宮外環境での低酸素血状態では不利な条件となる。

--------------------

臨婦産相談室

著者: 品川信良 ,   真田幸一 ,   杉山四郎 ,   雨森良彦

ページ範囲:P.138 - P.142

 【質問】Disseminated intravascular coagulation時にお   けるfibrinogen, heparinの具体的投与法および  oveheparinizationの目安と拮抗Protamineの投   与法についてできるだけ具体的にお教え下さい。
【解答】
 1.ヘパリンの投与法
 Disseminated intravascular coa—gulation (以下DICと略)の治療にあたつて,抗凝固剤であるヘパリンを使用することは,理論的にも当を得たことである。しかしDICの場合,特に産科領域では,胎盤剥離による大きな創面の形成が予想される場合や,すでに剥離したあとなどでは,ヘパリンの使用によつて,かえつて出血を増加させないだろうかという心配がある。また,一方,(DICが終結した結果としての)消費性凝固障害を生じている例に対しては,ヘパリンの使用は,大きな効果を期待はできない。

原著

卵管形成術への血管縫合器応用について—ならびに妊娠成功例について

著者: 高野昇 ,   川島裕 ,   田巻勇次

ページ範囲:P.145 - P.149

 卵管は単なる卵巣と子宮との連絡路のみでなく,機能的な役割を果し,この卵管環境が受精,受精卵の初期発生に重大な影響を持つていることはいうまでもない。しかし,実際問題として,卵管にどのように病理組織学的な変化があろうと,卵管の疎通性がまず回復されなければ妊娠の可能性を得ることができない。完全卵管閉塞症について,人工卵管,他人の正常卵管移植,体外授精などが研究されてはいるが,未だ臨床応用の段階でないのが現状である。現実の問題として,卵管閉塞症に対して,あるべき卵管を,うまく利用して妊娠の可能性を作り出すことにかかつている。
 卵管形成術に血管縫合器(中山式)(図1)を応用して妊娠に成功,成熟生児を得ることができた。この症例を報告すると同時に,検討を加えてみたので報告する。

頸癌に対するわれわれの行なつているBleomycin-Infusion Therapyの手技

著者: 東条伸平 ,   松浦役児 ,   三浦徹 ,   奥忠昭 ,   長谷川和男

ページ範囲:P.151 - P.157

 制癌剤の動脈内注入法(Intra-arterial infusion the—rapy以下動注法と略す)は1950年にKlopp1)が10例の重症悪性腫瘍患者に動脈内ヘポリエチレン管を挿入してその分布領域である病巣部へ直接Nitrogen mustardを投与し,腫瘍の縮少を認めたと報告したのに始まる。わが国においては1956年白羽16)によるNitrominおよびMMCを用いた報告が最初であり,1960年Sullivanら2)は灌流用ポンプを用いて持続動注法を行ない,同時に拮抗剤Citrovorum factor (Leucovorin)を筋注し副作用の軽減をはかるとともに局所の治療効果を上げた。その後,動注法は技術的な工夫や薬剤の開発,さらに適応の拡大などによつて各科領域に広く用いられるようになつてきた。
 われわれは頸癌進行例に対して最近梅沢によつて開発され扁平上皮癌に特異的に効果のあるといわれるBleomycinの内腸骨動脈内注入法を行ない若干の知見を得ているが,ここではわれわれの動注法の手技とその問題点について述べる。

広汎性子宮全摘術における骨盤神経の生体染色について

著者: 植田国昭 ,   松田昭夫 ,   貝原学 ,   安井洋

ページ範囲:P.161 - P.163

子宮頸癌の根治手術においては,術式の広汎性のために必然的に膀胱麻痺が起こり,これは生命を救う代償として不可避的なものと考えられていた。小林隆は術式のこの矛盾に対して積極的な解決法を試み,骨盤神経の温存法を発表し,この方法が5年治癒成績に影響しないことを報告した1〜4)。その後さらに神経根幹部のみでなく,骨盤神経が直腸側に達した後,旁腟結合織を通つて膀胱壁に分布する経路を追求して,この末梢部分も分離保存する方法が発表されている3〜10)。(小林,坂元,松沢)
 著者らは骨盤神経の保存のためには,これを術中に染色すれば一層明確になるものと考えていたが,たまたま文献により外科では胃切除の際に,迷走神経をleuco—methylene blue (以下LMB)で染色すれば,これを容易に確認できることを知り11),1972年7月より広汎全摘に応用することを試みた。広汎全摘で神経の染色に応用したのは,許と小玉12)の報告があるが臨床成績は示されていない。1973年著者らと五十嵐は各々別個に,この染色法の臨床成績を同一学会で発表した15)

薬の臨床

mini-pillとしてのSC 11800ME使用についての検討

著者: 鈴木雅洲 ,   高橋克幸 ,   新藤邦雄

ページ範囲:P.165 - P.172

 Pincusにより開発されたEnavidが1961年からアメリカで使用され始めてから,合成gestagenによる避妊の研究は各方面で検討されるようになつた。その結果,現在では30数種類におよぶいろいろなステロイド避妊薬が開発されたが,それに伴いこれら経口避妊薬の副作用による影響も強調されるようになり,一時は大きな社会間題として各方面で論議の対象となつた。しかし,それにもかかわらず世界的な皺勢としては,ステロイド避妊薬の使用者は依然として多く,副作用の問題提起によりさらに新しい副作用の少い経口避妊薬の開発が促進された結果,世界的には経口避妊薬の使用者が減少しているという報告はない。それにもまして,世界人口の増加により将来おこるであろう種々の社会問題を防止するため,経口避妊薬の開発を積極的に行ない,普及させようという意見が有力である。
 最近は副作用の点から新しい型の経口避妊薬が開発されているが,効果の確実性の面からみると未だ明確な答が出ていないのが現状である。最近われわれは,SC−11800M.E.(微量のethynodiol acdateならびに同剤とethinyl estradiolの合剤よりできている)を例数は少いが比較的長期に亘り経口避妊薬として用い,また,月経周期異常の治療にも応用したので,それらの成績をも加え,mini-pillについての考按を行なつた。

婦人科手術後の感染予防に対するネオマイゾン投与成績について

著者: 舟木憲一 ,   安達寿夫

ページ範囲:P.173 - P.174

 ネオマイゾン(チオフェニコール)は図1に示すような構造式を有するクロラムフェニコールの誘導体で塩酸アミノ酢酸チアソフェニコールの注射液である。
 チオフェニコールの抗菌力はクロラムフェニコールにほぼ似た抗菌力を示し,一方クロラムフェニコールほど容易に体内で不活性化されずに尿中または胆汁中に排泄され,尿中または胆汁内濃度が高くかつ持続的であるため,呼吸器,胆嚢,尿路感染に有効であるとされている1)。その抗菌力はブドウ球菌,レンサ球菌,ミクロコックス,大腸菌,赤痢菌,パラチフス菌,変形菌,クレブシェラ,嫌気性菌やリケッチアにすぐれ,かつ耐性菌を生じ難いといわれる,ネオマイゾンG注はきわめて溶けやすく,pH7以下の溶液に安定して溶解し,また筋注,静注いずれも可能である。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

76巻12号(2022年12月発行)

今月の臨床 帝王切開分娩のすべて―この1冊でわかるNew Normal Standard

76巻11号(2022年11月発行)

今月の臨床 生殖医療の安全性―どんなリスクと留意点があるのか?

76巻10号(2022年10月発行)

今月の臨床 女性医学から読み解くメタボリック症候群―専門医のための必須知識

76巻9号(2022年9月発行)

今月の臨床 胎児発育のすべて―FGRから巨大児まで

76巻8号(2022年8月発行)

今月の臨床 HPVワクチン勧奨再開―いま知りたいことのすべて

76巻7号(2022年7月発行)

今月の臨床 子宮内膜症の最新知識―この1冊で重要ポイントを網羅する

76巻6号(2022年6月発行)

今月の臨床 生殖医療・周産期にかかわる法と倫理―親子関係・医療制度・虐待をめぐって

76巻5号(2022年5月発行)

今月の臨床 妊娠時の栄養とマイナートラブル豆知識―妊娠生活を快適に過ごすアドバイス

76巻4号(2022年4月発行)

増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系

76巻3号(2022年4月発行)

今月の臨床 がん遺伝子検査に基づく婦人科がん治療―最前線のレジメン選択法を理解する

76巻2号(2022年3月発行)

今月の臨床 妊娠初期の経過異常とその対処―流産・異所性妊娠・絨毛性疾患の診断と治療

76巻1号(2022年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科医が知っておきたい臨床遺伝学のすべて

75巻12号(2021年12月発行)

今月の臨床 プレコンセプションケアにどう取り組むか―いつ,誰に,何をする?

75巻11号(2021年11月発行)

今月の臨床 月経異常に対するホルモン療法を極める!―最新エビデンスと処方の実際

75巻10号(2021年10月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅱ)―分娩時・産褥期の処置・手術

75巻9号(2021年9月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅰ)―妊娠中の処置・手術

75巻8号(2021年8月発行)

今月の臨床 エキスパートに聞く 耐性菌と院内感染―産婦人科医に必要な基礎知識

75巻7号(2021年7月発行)

今月の臨床 専攻医必携! 術中・術後トラブル対処法―予期せぬ合併症で慌てないために

75巻6号(2021年6月発行)

今月の臨床 大規模災害時の周産期医療―災害に負けない準備と対応

75巻5号(2021年5月発行)

今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために

75巻4号(2021年4月発行)

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

75巻3号(2021年4月発行)

今月の臨床 女性のライフステージごとのホルモン療法―この1冊ですべてを網羅する

75巻2号(2021年3月発行)

今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療―最新の使い方は? 留意点は?

75巻1号(2021年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ

74巻12号(2020年12月発行)

今月の臨床 着床環境の改善はどこまで可能か?―エキスパートに聞く最新研究と具体的対処法

74巻11号(2020年11月発行)

今月の臨床 論文作成の戦略―アクセプトを勝ちとるために

74巻10号(2020年10月発行)

今月の臨床 胎盤・臍帯・羊水異常の徹底理解―病態から診断・治療まで

74巻9号(2020年9月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?

74巻8号(2020年8月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅰ)―どんなときに小児科の応援を呼ぶ?

74巻7号(2020年7月発行)

今月の臨床 若年女性診療の「こんなとき」どうする?―多彩でデリケートな健康課題への処方箋

74巻6号(2020年6月発行)

今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ

74巻5号(2020年5月発行)

今月の臨床 エコチル調査から見えてきた周産期の新たなリスク要因

74巻4号(2020年4月発行)

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

74巻3号(2020年4月発行)

今月の臨床 徹底解説! 卵巣がんの最新治療―複雑化する治療を整理する

74巻2号(2020年3月発行)

今月の臨床 はじめての情報検索―知りたいことの探し方・最新データの活かし方

74巻1号(2020年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス

73巻12号(2019年12月発行)

今月の臨床 産婦人科領域で話題の新技術―時代の潮流に乗り遅れないための羅針盤

73巻11号(2019年11月発行)

今月の臨床 基本手術手技の習得・指導ガイダンス―専攻医修了要件をどのように満たすか?〈特別付録web動画〉

73巻10号(2019年10月発行)

今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで

73巻9号(2019年9月発行)

今月の臨床 産科危機的出血のベストマネジメント―知っておくべき最新の対応策

73巻8号(2019年8月発行)

今月の臨床 産婦人科で漢方を使いこなす!―漢方診療の新しい潮流をふまえて

73巻7号(2019年7月発行)

今月の臨床 卵巣刺激・排卵誘発のすべて―どんな症例に,どのように行うのか

73巻6号(2019年6月発行)

今月の臨床 多胎管理のここがポイント―TTTSとその周辺

73巻5号(2019年5月発行)

今月の臨床 妊婦の腫瘍性疾患の管理―見つけたらどう対応するか

73巻4号(2019年4月発行)

増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル

73巻3号(2019年4月発行)

今月の臨床 いまさら聞けない 体外受精法と胚培養の基礎知識

73巻2号(2019年3月発行)

今月の臨床 NIPT新時代の幕開け―検査の実際と将来展望

73巻1号(2019年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 エキスパートに学ぶ 女性骨盤底疾患のすべて

72巻12号(2018年12月発行)

今月の臨床 女性のアンチエイジング─老化のメカニズムから予防・対処法まで

72巻11号(2018年11月発行)

今月の臨床 男性不妊アップデート─ARTをする前に知っておきたい基礎知識

72巻10号(2018年10月発行)

今月の臨床 糖代謝異常合併妊娠のベストマネジメント─成因から管理法,母児の予後まで

72巻9号(2018年9月発行)

今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方

72巻8号(2018年8月発行)

今月の臨床 スペシャリストに聞く 産婦人科でのアレルギー対応法

72巻7号(2018年7月発行)

今月の臨床 完全マスター! 妊娠高血圧症候群─PIHからHDPへ

72巻6号(2018年6月発行)

今月の臨床 がん免疫療法の新展開─「知らない」ではすまない今のトレンド

72巻5号(2018年5月発行)

今月の臨床 精子・卵子保存法の現在─「産む」選択肢をあきらめないために

72巻4号(2018年4月発行)

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!

72巻3号(2018年4月発行)

今月の臨床 ここが知りたい! 早産の予知・予防の最前線

72巻2号(2018年3月発行)

今月の臨床 ホルモン補充療法ベストプラクティス─いつから始める? いつまで続ける? 何に注意する?

72巻1号(2018年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール

71巻12号(2017年12月発行)

今月の臨床 あなたと患者を守る! 産婦人科診療に必要な法律・訴訟の知識

71巻11号(2017年11月発行)

今月の臨床 遺伝子診療の最前線─着床前,胎児から婦人科がんまで

71巻10号(2017年10月発行)

今月の臨床 最新! 婦人科がん薬物療法─化学療法薬から分子標的薬・免疫療法薬まで

71巻9号(2017年9月発行)

今月の臨床 着床不全・流産をいかに防ぐか─PGS時代の不妊・不育症診療ストラテジー

71巻8号(2017年8月発行)

今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点

71巻7号(2017年7月発行)

今月の臨床 若年女性のスポーツ障害へのトータルヘルスケア─こんなときどうする?

71巻6号(2017年6月発行)

今月の臨床 周産期メンタルヘルスケアの最前線─ハイリスク妊産婦管理加算を見据えた対応をめざして

71巻5号(2017年5月発行)

今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える

71巻4号(2017年4月発行)

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

icon up
あなたは医療従事者ですか?